事務所 ほんまごめん

メモ程度に書きます

蜷川幸雄さんが考える ジャニーズアイドルとは

 

演出家 蜷川幸雄さんはなぜ多くのジャニーズアイドルを作品に起用したのか

 

 

2011年1月23日に放送された「僕らの時代」で、蜷川幸雄さん・東山さん・生田斗真くんが出演された際に、蜷川さんが考える「アイドル」という概念について話されていました。

 

 

(ナレーション)蜷川幸雄さんはこれまでジャニーズ事務所を含め、アイドルと呼ばれる人々を演出してきました。二人(東山さん・生田斗真くん)アイドルと呼ばれることをどう考えているのでしょうか?

 

(東山さん)<生田斗真くんを指差しながら> アイドル??

 

生田斗真くん)わからない、、、

 

(東山さん)それは人に呼んでもらうことですからね。自分がアイドルとは思ってないもんね。やってるときはね。

 

生田斗真くん)そうですね、、、

 

(東山さん)その時(歌ったりしているときは)は、この歌をとにかく、一生懸命成功させなきゃとか、そういう事しか考えていなかったんで。まぁ結論はアイドルなんですけど、、、

でもなんか自分たちはその状況の中(アイドルと呼ばれる環境)で一生懸命生きてた感じはある、、、。今の(アイドルと呼ばれる)人達もみんなそういうのがあるんじゃないかな。

 

(蜷川さん)(~略~)オレらがよく言ってるのは、「アイドルあるいはジャニーズの人とやること多いですね?」とか言われるわけね、でも核心は「なんで(俳優ではなくアイドルと芝居を)一緒に作るんですか?」ということをたぶん言いたいんだろうと思うんだよ。

でも、アイドル舐めんじゃねーよって。中途半端に仕事してる俳優よりも、ものすごく彼らの方が努力してると。それはね感動的なくらい、いろんな努力をして、その位置をキープしているんだと。そのトップを走るアイドルってものは言ってみれば大衆の欲望の象徴みたいなもんで、あんだけ何万何百万の人の欲望をその人(推し)を通じで果たしてるわけじゃん、みんなが、少年や少女が。

だから、(アイドルは)ただ者じゃないんだよ!!アイドルというだけの括りで、マイナス要素を付け加えるなとボクはよく言うんだけど。

 

(東山さん)前に、美輪明宏さんに言って頂いたんですけど、「戦後もしジャニーズが無かったら、ほんとに貧相だわよ」と言って頂いたことがあって、それをふとボクも考えたときに、そうかもしれないなと。

 

 

 

蜷川さんは「なんでジャニーズなんかと仕事をするのか?」と軽蔑的な意味が見え隠れする質問に対し、大衆の欲望を叶えていくアイドルはただ者ではない、だから起用しているんだと一喝します。

 

 

蜷川さんは有名になる前からジャニーさんと交友があり、俳優を探しているときは「誰かひとり貸して」とジャニーさんにお願いの電話をしていたそうです。昔、SMAPの木村くんと中居くんを紹介されたときに、木村くんを選んだエピソードは有名ですよね。(「あの時どうして選んでくれなかったんですか~」と蜷川さんにふざけて言う中居くんも素敵ですね)

 

 

蜷川さんは、東山さん・岡本健一さん・木村拓哉くん・森田剛くん・岡田准一くん・松本潤くん・生田斗真くん・亀梨くん・上田竜也くんなど多くのジャニーズアイドルと一緒に作品を作られてきました。

 

 

ジャニーさんは、事務所のアイドルたちの人間力の育成(一人の人間としても、厳しい芸能界を一人で生き残っていく力を養うこと)に情熱をかけていましたが、蜷川さんもその一端を担って(担わされて笑)いたんだなと思います。

 

 

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