事務所 ほんまごめん

メモ程度に書きます

『PLAYZONE'90 MASK』にみるジャニーズトンチキ①

 

久しぶりにブログを書きました。ブログを書き始めたころはコロナで海外出張が全部なくなって暇すぎて書いていたのですが、それ以降コロナ対応でホテル暮らしになり半年ほど家に帰ることもなく、外食もせず、仕事に追われる生活になり時間が無かったのですが、「少年隊 35th Anniversary PLAYZONE BOX 1986-2008」が発売されましたので、自分自身がジャニオタになった記念の作品PLAYZONE'90 MASK』に寄せてブログを書かせていただきました。自宅に帰れれずまだプレゾン受け取ってはいないので、家帰ってプレゾンをすべて見てブログの内容を変えるかもしれませんが、取り敢えずブログを公開します。4セット買ったつもりなんですが、5セット届いているらしい、、、記憶にない(オタク怖い)

www.jehp.jp

 

 

 

 はじめに

  少年隊が1986年から2008年までの23年にわたり上演し続けたオリジナルミュージカル『PLAYZONE』その歴史の中で唯一再演され、後輩たちにも受け継がれてきた伝説の舞台PLAYZONE'90 MASK』 ジャニー喜多川氏が本格的に演出に乗り出した作品であり、今年上演20周年を迎えた『Endless SHOCK』や『滝沢歌舞伎』『One!-the history of Tackey-』『少年たち』の元にもなった、ジャニーズ舞台の基礎ともいえる作品。

 

 世の中には「ジャニーズ」を評した書物が幾つかありますが、その多くがジャニーズはミュージカルに影響を受けていると言及してはいるものの、その内容の中心はアイドルに熱狂するファンの心理やヒット作品にみるジャニーズ事務所経営手法を論じるものに留まっています。

 

 また、著者の中には長年ジャニーズ文化を熱心に支えているファンの視点に欠け、ジャニー喜多川氏作のミュージカルをほぼ観ていない男性によって語られ、決してジェンダーバランスが取れているとは言い難い状況にあります。筆者はジャニー喜多川氏の作品のファンであり、20年近く「ジャニーズにみるシェイクスピア」ないしは「ジャニーズトンチキの解明」に注力してきました。

 

今回当ブログでは筆者のジャニオタ卒業を記念し、今後ジャニーズを好きになられる方に向けて、そして近い将来女性のジャニーズの論客の誕生を願い、今まで収集した資料を中心に『PLAYZONE'90 MASK』やその他ジャニーズ作品の参考になるかもしれないことを書き記せればと考えています。また、ジャニー喜多川氏の作品の情報を集めるにあたり、少年隊担・光一担のお姉さま、ジャニー氏とともに数多くの作品を作り上げてきた滝沢さんのファンの方々、『PLAYZONE』を引き継いだ今井翼さんのファンの方に様々なご協力をいただいてきたことへの感謝も込めて論及できればと思います。長いので暇すぎて死にそうな時にお付き合いください。

 

あとこの場を借りて、、、ずっと一緒にオタクをやってきた同級生の滝担が二人いるのですが、彼女たちコロナ病院でドクターとして働いているのですが、ブログ書くと伝えたところ「J事務所のみなさん、ステイホームと言い続けてくれてありがとう。健くんいつもブログで医療従事者について言及してくれ、忘れないでいてくれてありがとう。千賀くんもコロナの啓発してくれてありがとう。そして7MEN侍の子達、タッキーに間違えてメール送ったりちょくちょくいじってくれてありがとう」と伝言預かりました。以上です。

 

私からは、ブログの書き方がちょさくのけんを侵害しててほんま事務所ごめんなさい

 

お断り:この文章にはジャニーズ事務所副社長の滝沢さんの過去インタビューも組み込んで文章を構成しています。筆者はある時期からジャニーさんは滝沢さんに仕事を継がせる気だと感じ、滝沢さんがどの程度ジャニーさんの考えを引き継いでいるのか興味があったため滝沢さんのインタビュー記事も集めていました。若い方々にはあまり馴染みのない人だと思いますので、好きか嫌いはさておき、どんなことをしてきた人なのか、ジャニーさんがどれだけ大切に育ててきたかという知識は必要だと思っていますので、滝沢さんの話も入れています。

(インタビュアー)将来やりたいことは?
「演出家。ジュニアのショーとか誰か他の人の舞台をプロデュースしたり、そういうことをやってみたい」

 滝沢秀明18歳 引用:雑誌Olive 2000年5月3日号

 

 昨今、ジャニーズアイドル達のミソジニーな発言に眉を顰め、コンプライアンス教育の一環として事務所にジェンダー教育を推し進めて欲しいという意見を目にしますが(私も強く望んでいますが)、その前に彼らのそういった発言は性的消費(過度に性的にふるまうことを強いられているという意味も含め)をされ、ファンによる私生活への過度な介入や自身の発言を曲解されることがミソジニー的発想の根源である可能性を考える時期に来ているのかなと感じています。そういったことも含め、アイドルを守るためにSNS上の誹謗中傷への法的措置やメンタルヘルスのサポート環境を整えていただきたいと切に願っているので、事務所の偉い人(S副社長・K常務・H取締役・Y取締役??室長クラスの人?知らんけど)と共にタッキー頑張ってのお気持ちと、「日本は個性を認めない」と叫ばれていた時代よりはるか前からジャニーさんが一貫して伝えている「みんな違っていい、みんな違うから人間は素晴らしい」という考えの表れとして、それぞれ異なるメンバーカラーを授けられ、多様性を尊重する環境で育ってきた子たちが各々の考えのもと行動し、新しい時代を創り、地球を回していくことを願っているので、いろいろあるとは思いますが頑張って欲しいなと思っています。

 

 話が逸れすぎたので、ここから真面目に『MASK』にみるジャニーズトンチキについて書いていきます。

 

※ここから先、現時点までに公開されているジャニ作品のネタバレがありますのでご注意ください

 

 

ジャニーズ事務所とミュージカル

 先ずは、ジャニーズ事務所とミュージカルの関係性を改めて確認しましょう。世間ではジャニーズ事務所は、アイドルをたくさん抱えたただの芸能事務所という印象を持たれている方もおられるかも知れませんが、事務所の設立のきっかけは、ジャニー喜多川氏と野球少年たちがミュージカル映画ウエスト・サイド物語』を観て感動し、『ウエスト・サイド物語』のようなかっこいい事を日本で男の子達が中心になってやろうとしたことに始まり、現在でもミュージカル・舞台芸術への憧れが随所に見られます。少年隊から今井翼さんへ引き継がれたプレゾン『PLAYZONE'11 SONG & DANC’N.』では、この公演のために書き下ろされた劇中歌『Guyz PLAYZONE』において「まだ終わらない West Side あの少年たち Again」と歌詞にあり、『ウエスト・サイド物語』へのオマージュが捧げられ、血筋が流れていることがわかります。

 

ジャニーズ事務所と『ウエスト・サイド物語 

会長メリーさんインタビューより

ある日、雨が降って野球ができないので、全員で『ウエストサイド・ストーリー』を見に行ったのね。『ウエストサイド』を見てみんなが感激しちゃったの、すごいって。じゃ、野球のトレーニングと同じだからというので、「ああいう踊り、踊ろうよ」って、ダンスのレッスンというか、うん、やっぱりダンスのレッスンなんでしょうね、それを始めたんです。それがジャニーズ。

 引用:雑誌『Free』1983年11月号 

※真相は少々不明ではありますが、ジャニーさんはこの映画を観に行く前から着々と子供達がミュージカルに興味を持つように準備をしていた形跡があり(予め映画館の一番良い席を予約し、少年野球チームに「シャーク(映画に出てくるグループの名前)」を付け、有名芸能人(力道山など)に会わせる等)、タイミングを狙って(偶々を装って)子供達に映画を見せたのであろうと言われています。舞台『ジャニーズ伝説』のウエスト・サイド物語を少年たちと見る場面では、ジャニーさん役の戸塚くんが少年たちがミュージカルに夢中になっている様子を微笑ましく見守るような演技をされていたので、事務所の中でもそういった認識があるのかなとは考えています。

www.youtube.com

 

ABC座 ジャニーズ伝説2017[Blu-ray]

ABC座 ジャニーズ伝説2017[Blu-ray]

  • 発売日: 2018/08/29
  • メディア: Blu-ray
 

少し前に山下達郎さんがラジオでジャニーズ伝説を紹介してくださってましたね 

 

 ※力道山氏とジャニーさんの繋がりですが、これはジャニーズ事務所創業前にメリーさんが経営されていたバーに多くの芸能人や財界のドンが通われていて、そこにお客さんとして力道山氏も来られていました。この縁がきっかけでプロレスが好きなタッキーの為にジャニーさんが用意した「タッキーvsアントニオ猪木エキシビションマッチ」が開かれることになりました。

メモリアル力道山(2) [VHS]

メモリアル力道山(2) [VHS]

  • 発売日: 2000/06/21
  • メディア: VHS
 

 2020年4月にサザンオールスターズの桑田さんがラジオでこのプロレスに言及されていて、タッキーの事をベタ褒めされていたので、何か一緒にお仕事されるのかな?と思っていたのですが、間接的にトニトニ*1にご協力いただいたってことだったということでしょうか?

桑田さん:アントニオ猪木vsタッキーですよ。ジャニーズの社長、滝沢くん。(略)タッキーもうまいわ。仕事うまいわ。空気読ませたら天才だ。流石、社長だ。最後は猪木をタッキーが3カウントして、ピンフォール勝ちだタッキーの

 引用:「桑田佳祐やさしい夜遊び

 

ジャニーさんのミュージカルへの憧れ

(ジャニーさん)学生時代からずっと音楽専攻。ステージングからアカペラのコーラス隊、切符切りに至るまで様々な勉強をしましたね。だから、あの頃の名作ミュージカルは百二十パーセント見ているという自信がありますよ。初演前のオフブロードウェイを、わざわざフィラデルフィアまで観に行ったこともある

 引用:産業としての「ジャニーズ」を科学する

 ジャニーさんはミュージカル好きが高じて、ブロードウェイを観る用にNYにも家を持たれていました。デビュー前のキンキはNYへミュージカルの勉強をしに行った際にお家へお邪魔しています。硝子の少年のデモを聞いたのもNYのジャニーさんのおうちでしたね。

 

f:id:mihiromemo:20210117180300p:plain

引用:M誌 97年だと思うのですが切抜で保存してまして不明です、、すみません

 

 黄金世代は滝沢さん、小原くん、相葉ちゃん等がNYへミュージカルの勉強をしに行った際に訪問しています。

  カミセンはジャニーさんと行ったNY旅行の様子の円盤を出しています

?-question- [DVD]

?-question- [DVD]

  • アーティスト:Coming Century
  • 発売日: 2000/09/27
  • メディア: DVD
 

 その後セクシー達も行っていましたね。カツンは脱退の話し合いがNYでしたっけ?

 

初代ジャニーズ紅白歌合戦 『マック・ザ・ナイフ

 ジャニーズ事務所所属のタレントが初めて出場することになった1965年の紅白歌合戦で、ジャニーさんは「ジャニーズ」に彼らのオリジナル曲ではなく、ジャズのスタンダードナンバーでもある音楽劇『三文オペラ』の劇中歌『マック・ザ・ナイフ』を披露させることにします。

 (あおい輝彦)ジャニーさんがどうしても『マック・ザ・ナイフ』をやるって(笑)お正月をむかえるおめでたい日に、何がナイフだって、散々批判されたけど、やり通した

 初代ジャニーズは紅白の大舞台で、踊りながら英語で歌い上げ、今やジャニーズ伝統芸になっている衣装の早替えを披露しました。ジャニー喜多川氏の紅白でエンターテイメント・ショーを披露するんだという強い意志を感じられる場面です。(因みに、この「早変わり衣装」は、1976年にメリーさんが実用新案を出願されています。最近でも 少年のステージで早変わり衣装の仕組みがわからないようにモザイクかかっていました。ジャニーさんのお気に入りの子たちにはこういった衣装が回ってきますね)

youtu.be

 

マック・ザ・ナイフ』は、後輩たちも引き継いでおり少年隊(『PLAYZONE’96 RHYTHM』)A.B.C-Z(えび座)をはじめ節目節目に披露されています。

プレゾン’96リズム

プレゾン’96リズム

  • アーティスト:少年隊
  • 発売日: 1997/07/10
  • メディア: CD
 

 楽曲では嵐の『PIKA☆NCHI』の歌詞に出てきます。

 

嵐は櫻井翔くんをメインとしたラップグループというのが初期構想ではあったのですが(内定も翔くんが一番初めに出ています)、その路線があまり売れなくてですね、、、、私はこの時代の嵐がすごく好きなのですが

 

嵐の初期の代表曲でもある『a Day in Our Life』は少年隊の『ABC』がサンプリングされています。

 

 他に『ABC』のオマージュ楽曲としてはA.B.C-Zの『サポーターズ』が挙げられます。作曲者が西寺郷太さんなので、ゴリゴリの少年隊オマージュソングになっています。仮面舞踏会的なとこは筒美京平さんリスペクトが表れていてとても素敵な楽曲です

 終電を超えて~Christmas Night~/忘年会 ! BOU ! NEN ! KAI ! (通常盤)

 

 

ジャニーズ楽曲にみるミュージカル・舞台芸術の影響

 ジャニーさんが好きだった曲でいくつか曲を紹介しましたが、ジャニーズの楽曲にはミュージカルやシェイクスピアを下敷きに(『仮面舞踏会』『千年メドレー』『Here I am』『To be, or not to be』等々)した楽曲が数多くあり、ミュージカル・舞台芸術の影響が色濃く反映されていることは明白ですが、そもそも「歌手が踊りながら表情を作って歌う」ということはミュージカルを元にしたものだということを忘れてはなりません。歌い手は歌う、踊り子は踊ると役割が別れていた戦後の日本の芸能界に、『ウエスト・サイド物語』を模して歌って踊るグループ「初代ジャニーズ」を誕生させたのがジャニー喜多川氏です。

 

この少年隊『仮面舞踏会』は『ロミオとジュリエット』の仮面舞踏会の場面から『ロミオとジュリエット』を下敷きに作られた『ウエスト・サイド物語』に場面が切り替わる構成になっています。

 

『Here I am』は『ロミオとジュリエット』を下敷きに作られた楽曲です

 

 ジャニーズの楽曲は、一つの曲が一つの物語(ミュージカル)になっているという特徴があります。ジャニーさんが熱を入れていたグループには特にその傾向が強く、ジャニーズJr.時代のKAT-TUNがMステに出演していた頃は、そのコンセプトを最大限に表現したものになっていました。錦織さんも口にするジャニーさんが伝えていた言葉「ミュージカルは、歌も芝居、踊りも芝居なんだよ」が表れた演出になっていると思います。ABC座2020ではA B.C-Zの五関くんがジャニーズJr.(大関くん・尾崎くん・小鯛くん・滝本くん)に対し「普通に踊るんではなくて(役柄の刑事の)後輩だと思って踊ってみて」とアドバスされており、歌も芝居、踊りも芝居という根幹の考えが一番若い世代にも脈々と受け継がれていることが確認できます。

 SHE SAID...はこのMステ出演に合わせて楽曲を作り、出演3日前に音源が完成し、すぐに振り入れし、ギリギリMステに間に合った曲でした。

KAT-TUNはデビュー前のジュニア時代に8回ほどMステに出演しているのですが、 それをまとめたビデオをジャニーさんがジュニアたちに自宅で見せていたようなので、今のジュニアの子たちにも見て欲しいところではありますが、、、今は事務所に置いてあるのでしょうか?なかったら貸すよ?笑 すごく完成度が高いのでぜひ見てね(念)

河合くんがジャニーさん宅から借りパクしたビデオにはどなた様が映っていたのでしょう?こっそりブログで教えてくれんかね?次回の「ジャニーズ河合がジャニーズのコト勝手に答えます!!」でもいいよ

 

 また、若い世代に馴染み深い「紹介ラップ」は、舞台のカーテンコールから発展したものであり、初代ジャニーズからジャニーズJr.にまで引き継がれています。

www.youtube.com

 

 余談ですが、コンサート・舞台に出演するアイドル達が、メイクさんではなく自分たちでメイクを施すのも舞台芸術の習わしだと考えられます。このように、舞台芸術の影響を受けた作品が現在も生まれ続けている事を確認できます。ついでながらですが、ジャニーズJr.が初めて表舞台で披露した曲は初代ジャニーズ『僕たちの夢はミュージカル』という楽曲ではないかと考えています。1965年発行の雑誌を見る限り、そうかなと、、、どうでしょう事務所?

 

メリーさんと舞台芸術

 ジャニーさんがミュージカルに熱心であることはオタクに膾炙していますが、メリーさんもまた舞台芸術に通じていて、ジャニーズ事務所を創業する前は大阪松竹歌劇団で働かれており、京マチ子さんのお世話がかりもされていました。近年の文春の突撃取材でもミュージカルについて言及しています。

(メリーさん)(娘のジュリーさんには)少なくとも三ヵ国語、四ヵ国語は読み書きができるようにしているし、小さい頃からミュージカルを見せてきました。娘には、英語もフランス語も全部教えています。(略)うちの仕事を継ぐなら英語はマスト。だってミュージカルができないから。いい台本は、その国の言語で読むべきです。私は、そういうつもりで育ててますもの。英語もわからない人が、うちの仕事できますか?ジャニーなんか韓国語も全部喋れますからね。そうでなかったら、自分のところもの(作品)を(海外で)観てもらっても説明できません。

 引用:文春記者が見た「SMAP解散」の瞬間 タッキーがジャニーさんに忠誠を誓ったところを読みたくて近所の図書館で立ち読みしたわ ごめん、ご近所のスマオタさん?おそらく木村さんのファン(解放区も揃っていたので)の方 ありがとうございます!!あと少年隊のアルバムも揃っていたり、オタクのお姉さま方ありがとうございます

※ジャニーさんが韓国語を話せるのは、アメリカ国籍のため(ジャニーさんはLA出身です)兵役義務があり朝鮮戦争に徴兵され、板門店で戦争孤児に英語を教える任務に就くために韓国語を習得したためです。ただこの任務がCIA経由の仕事であったため、おそらく情報収集のために送られたスパイだったんだろうとかなんとか言われています。これについてジャニーさんは否定も肯定もしなかったと言われています どこかで書きますが?、この朝鮮戦争時の子供たちとの関りが、人に「夢」を与えるというテーマの原点になったとも言われています。

 

※カミセンとハワイの韓国料理屋さんに出向いた際は、流暢な韓国語でオーダーをした逸話が残っています

 

韓国語といえば懐かしの『Uri Sarang』 時代を感じますね

 

 ※陸軍犯罪捜査局に所属していた時は、三島由紀夫の自殺現場にも立ち会ったと述べています。三島由紀夫氏と喜多川家とのつながりはよく知られたところですが、三島氏はジャニーさんの追い求めている理想の少年像に近い存在だったのかと色々考えたり。というのも、美輪明宏さんが三島由紀夫氏のことを(NHKザ少年俱楽部の元ネタの)少年俱楽部に出てくるような人と評していて、なるほど近いところはあるかなと。少年俱楽部をいくつか読んだんですが、純粋で心優しくまっすぐな青年・忠義を尽くす青年が出てきたりして、あぁジャニーのスぺオキの原点はここなんだなとか、このセリフ舞台で出てきたなとかいろいろ気づきはありました。興味ある方は是非に

f:id:mihiromemo:20210116111557j:plain 

『少年倶楽部』短篇選 (講談社文芸文庫)

『少年倶楽部』短篇選 (講談社文芸文庫)

  • 発売日: 2013/11/09
  • メディア: 文庫
 

 

 森田剛くんがNY公演を成功させた三島由紀夫宮本亜門演出『金閣寺』をまだ観られていないかはぜひに

f:id:mihiromemo:20210116113408j:plain

金閣寺-The Temple of the Golden Pavilion- [DVD]

 

 前述の通り、ジャニーズ事務所の根底にはミュージカルがあり、今も尚その文化が続いていることを確認できます。少年隊が初めてミュージカルに挑戦した時は「アイドルにミュージカルなんてできない」とバカにされ、堂本光一さんの場合は2000年に21歳という当時最年少の若さで伝統ある帝国劇場の座長を務めることについて「アイドルに帝国劇場を使わせるなんて」というような批判をされ、滝沢さんへは「アイドルが歌舞伎をするとは文化を軽んじている」とまで言われたことが嘘のように、現在では帝国劇場の年間の半分近くをジャニーズのオリジナルミュージカルが上演され、帝劇開場100周年記念公演を『新春 滝沢革命』が飾り、今となっては東京の劇場でジャニーズ所属の人が出演していない日はないのではないかと言われるほどになっています。

 

 

滝沢歌舞伎タッキー&翼のことを少し

 今年映画化された『滝沢歌舞伎』ですが、これはジャニーさんが一番取り組みたかったといわれている「和のエンターテインメント」を中心にした舞台です。ジャニーさんがタッキーの城を作りたいと言って始まった『滝沢演舞場』が終わった後、満足できたか(「和」のテーマはやり切ったか?)問われた滝沢さんはこう答えています。

「何言ってんの、まだまだでしょう!だって、まだオレの歌舞伎公演やってないもん!あの歌舞伎座の舞台を踏んでないもん…って、どんだけ欲張りなんだよ(笑)。でも本気でやってみたいと思ってるんだよね。だって、ジャニーズって、まだ歌舞伎には挑戦してないでしょ?オレはやっぱり「初めて」って言うのに挑戦し続けたいと思ってるからね。

引用:W誌2008年1月号

 

 その後2010年には『滝沢歌舞伎』に名前を変え本格的に歌舞伎の演目が始まることになりましたが、歌舞伎の前に「滝沢」と名前を入れた時は、かなり批判の声があり滝沢さんの耳にも入っていたようです。ジャニーさんはそんなことは気にせず「舞」の文字に「タッキー」を忍ばせたのにあまり気付いてもらえず、悲しかったのか?目立たせるために「舞」に色を付け、着々と演出のサポートをしていました。

f:id:mihiromemo:20210209012954p:plain

f:id:mihiromemo:20210209013023p:plain

 

 滝沢さんは『滝沢歌舞伎』の位置付けを、所謂本当の歌舞伎との「橋渡し役的な作品」を目指して作っているとい述べられていて、それについて筆者自身すごく否定的な考えを持っていたのですが(アイドル達のポテンシャルを考えればもっと本格的?に歌舞伎に挑戦する事もできると考えていたので)、今回の映画の感想を拝見していたら「大きい木箱に乗っているなと思ったら突然木箱が崩れて床に着陸する」や「歌舞伎なのに宙返りっぽいことしててジャニーズっぽい」などがあり、滝沢歌舞伎の中で演じていることが歌舞伎の演技や型とは思ってもいない層に何とか「和の文化」を伝え、彼らが何かの縁で本物の歌舞伎を見た時に何か感じるものがあるように作られていたんだなと。だがしかし、もうちょっと、、、はい黙ります!!

 

 

 『滝沢歌舞伎』で今一番面白いなぁと感じるのが、『滝沢歌舞伎』を観劇するために「松竹歌舞伎会」の入会者が殺到しているところかなと。「松竹歌舞伎会」に入会すると会員先行発売があり、歌舞伎の観劇数(保有ポイント)ごとに先行発売日が異なるがために興味はなくともポイント稼ぎに歌舞伎を観に行って歌舞伎の良さを知るジャニオタがいるわけですが、今回もこの騒動が歌舞伎の裾野を広げることになればと願うばかりです。歌舞伎会の電話のとき、毎度毎度「ハッッ!!!!?繋がった???」と奇声を上げて本当にすみません。お電話口の方いつもありがとうございます。世の中の人は知らないかもしれないけど、ジャニオタはチケットとるために12時間とか普通に電話かけ続けるんだからっっ

f:id:mihiromemo:20201220150918p:plain

引用:松竹歌舞伎会

 

 滝沢さんが歌舞伎に取り組まれていることは世間でも知られたところだと思いますが、実は相方の今井翼さんも歌舞伎に進出されており「出雲屋」という屋号を持たれています。

www.instagram.com

 

 2020年10月に出演されていた歌舞伎『GOEMON抄(SHOW)』*2千穐楽ではソロのフラメンコシーンでびっくりするほどズボンが裂けておられましたが、主演の片岡愛之助さんより『GOEMON』はスペイン公演を目指す話をされていた際には、必ず実現させましょうと力強くおっしゃられていました(お元気そうでしたよ)。

youtu.be

※翼くんは2012年にスペイン文化特使に就任され、その後日本スペイン交流400年を記念した音楽会で天皇陛下と国王フェリペ6世の前でフラメンコを踊られました。そして筆者はその記念に翼担とノリでアンダルシア旅行へ(バカ)毎年秋にスペイン出張行くからその時期に公演していただけると助かるんですが(いや仕事しろ)

※ここで言うかって話ですが、片岡愛之助さんはバック転ができます

 

 翼くんは事務所が米エンターテイメントを主軸にしていることに対し、ヨーロッパのエンターテイメントを取り入れ事務所に新たな風を吹かせよう、認めさせようと事務所とケンカをしながらもフラメンコに取り組んでこられました。事務所が「米エンターテインメント」、滝沢さんが「和」、翼くんが「欧州エンターテインメント」の方向で舞台芸術に取り組んでいこうとする姿勢はとても面白かったのですが、、、、どなたかこのフラメンコ事業を引き継いではもらえたらなと思うところはあるのですが。

 

『GOEMON』出雲阿国役の中村壱太郎さんのYouTubeやART歌舞伎は滝沢歌舞伎に出ている子たちは勉強になるんじゃないかと思うので観るんだぞ(念)

www.youtube.com

虎者*3の方向性はART歌舞伎系の舞台になると思っていた時期もありましたが、血縁主義にこだわるジャニー臭が漂う作品に(虎者と滝沢革命の類似性はよく指摘されますが、ジャニーさんやっぱ革命好きだったんだね、家族の絆しかり)オリンピック種目・海外の会場ではフライングは困難・ジャニーズで初めて挑戦する演目を与えたいということでトランポリンありきの作品になってしまったのだと思いますが(KAも意識してるんだろうけど)、あと海外に向けて特撮を取り入れるのもわかりますが、日本において特撮って女性がないがしろにされてきた分野でもあるとおもうので、きつい人はきついんではないかな?もう黙ります。ジャニー担が言うのもなんだけど、ジャニーの構想を何としても引き継ごうとか思わずに、ジャニーを無視して自分たちの作りたいもの作ったらええんとちゃうんかね?ジャニーしかジャニーの作りたいもの作れないしさ、同じことやってほしいとは生前もいってなかったしさ。はい完全に黙ります!!!(いろんな人ごめんね)

黙る前にさ(はよ黙れや、まじごめん)事務所は予算無いのはわかるけど、AI + VR裸眼3Dとかゲームテクノロジーを使った舞台演出のトレンドに乗り遅れないで欲しいなとは思っています。今年の中国の春晚(旧正月お祝いイベント)がアートとAI + VRをテーマにしてゴリゴリやってきてたし、中国の舞台もよく観に行きますがほんと世界最先端のことたくさん取り入れているので、そこに挑戦しに行くのであればしっかり準備していって欲しいなと。Royal Shakespeare CompanyVRの舞台をするとプレスリリースしてましたしね。配信を前提に舞台を作っているから、背景が「黒」な場面が少なくなったのも面白いですね〜〜〜〜。Jの子達みんながんばって〜〜〜〜〜〜応援してる

youtu.be

youtu.be

www.theguardian.com

 

 

www.youtube.com

壱太郎さんの舞台を捌ける際の後ろ姿のファンなんですが、トークショーで切にYouTube登録をしてほしいとおっしゃっておられましたので、気になる方は是非御贔屓に(ダンスが上手なジュニアが好きな方は、壱太郎さんの踊り好きなんじゃないかな?手首の可動域とか素晴らしい)

 

 

舞台芸術をやりたくて仕方ない事務所

 長年ジャニーズを見てきて感じることとしては、やはりこの事務所は音楽事務所ではなくショービジネスを運営する事務所だということです。昨今の所属タレントの退所報道を見ていてもわかると思うのですが、音楽(シンガーソングライター)・タレント業を中心に活動したい方は退所する傾向にあるのかなと思います。事務所に残っている面々を見ていると、少なくとも年一で舞台に出演していると思います(事務所の信頼を勝ち得て独自プロジェクトを進める堂本剛くんは例外として)。ジャニーズ事務所は「No Music, No life」ではなく「Show must go on」であり、そしてオタクは「No concert, No life」なのかなと。タレント事務所という認識でジャニーズを捉えると、タレント流出は運営を揺るがす大問題なのですが、この事務所は根っから舞台芸術・ショービジネスへの強烈な憧れがあり、所属タレントが舞台芸術に携われるように舞台の仕事を取ってきているのかなとは思います。

 

【事務所の舞台のお仕事例】

✅  所属タレントに『鉈切り丸』*4を観劇するよう号令かる。

(※八乙女光くんは『鉈切り丸』に出演した森田剛くんに影響を受け、剛くんの雑誌のインタビューを読み漁っていたこともありました。その後、光くんは髙木君とW主演で『薔薇と白鳥』*5を無事に成功させるのですが、この舞台のために事務所がお金出してロンドンまで勉強させに行かせたのは事務所の本気度が垣間見れるところかと)

✅  マイケルが熱心に研究していたとされるダンスの神様のフレッド・アステアが主演した映画『TOP HAT』を舞台化した作品に、マイケルを敬愛してやまない東山さんの付き人をしていたV6の坂本くんに出演させる *6

※ジュニアは必ずフレッド・アステアの『恋愛準決勝戦』を見て撮影方法とか勉強するんだぞ

✅ Travis Japanには本格的なことをやらせたい」と事務所の意向がオタクにも知れ渡ったころ、彼らにシェイクスピア作『夏の夜の夢』が引用されている『今を生きる』*7の舞台の仕事をさせる

IMPACTorsがこの作品を引き継いでいますが、彼らのグループ名にアクターズが入っていて、歌とダンスができる俳優集団という意味も込めてのことだと思うので、こういったシェイクスピアが取り入れられた作品を事務所はさせたいのかなと 瀬戸利樹くんよかったですね(ジャニの子じゃないけど)

 

 最近で言えば増田くん主演の『ハウ・トゥー・サクシード*8は事務所がタレントに見に行くけるよう座席を確保していたんだろうと思います。東京公演を何回か見に行かせていただきましたが、毎公演どなたかジャニの方が観劇されていましたので。同時期に東京で公演があった日本演劇界を引っ張っておられる栗山民也氏演出の『ゲルニカ*9中山優馬くん出演)には辰巳くんぐらいしか見かけなかったので、事務所はとにかくミュージカルしたいんだなぁと感じました。『ゲルニカ』にはメンノンモデルの子がちらほら観劇に来ていたので、ジャニ事務所との方向性の違いを感じた場面でもありました。ファンクラブ席のはずなんですが、どの日も全体を見渡せる後ろの席で、、、ファンクラブとは?(事務所へ、当日券より後ろの席だったよ♡あと辰巳くんの舞台がいつも第三希望当選なのですが、、、そろそろ都合の良い女を卒業したいんですがね、、、大昇くんのELFも観に行きましたが、、、同じ日に後ろの方で観た方と慰め合いたいですね。マナー良くしていこうね。がんばってこね


事務所はトニー賞受賞作品に所属タレントに出演してほしいのだろうとは思っていますが。今年のトニー賞受賞作品といえば坂本くん主演の『Oslo』

初日観劇してきました。何年か前にNYでOsloを観劇したし、学生時代や仕事でイスラエルアラブ諸国にかなり行っているので、それを踏まえ感想書きたいのでもう一度観劇したいのですが、V6とA.B.C-Zのファンクラブで申し込んだんですけど普通に外れてしまいましてね、もうチケットがございません。ネタバレしない範囲で言えば、河合くんの声量がすごく良くて、声量が素晴らしい文学座横田栄司さんに劣らないぐらい良かったです。公演終わったら坂本くんがブログで解説してくれるみたいなので楽しみですね。

f:id:mihiromemo:20210209013903j:plain


 余談続きで申し訳ないですが、ここ最近の事務所の動きで面白いなと思うのが、シェイクスピアシリーズに出演し続けておられた岡本健一さんが、事務所の子を招いて演劇のワークショップを開いたという話です。事務所からは10人ほどが参加し、役柄の歩き方の練習から始めたそうで、参加した子達の今後が気になるところです。岡本健一さん関連で言えば、バンドの練習を思い切りできるよう防音室を整備し、TOKIO関ジャニ∞を指導した楽器の先生を招いたりと、滝沢さんがありとあらゆる力を注いでいる7 MEN 侍の練習を見てくださっているのは面白い流れだなと。(安田くんも参加してくださっているようで)

 今回の「リチャード二世」は演出がほんとに素晴らしかったですね。

戸塚さんの観劇後の岡本健一さんとやり取りがとっつー過ぎてとっつーでしたね。ブログの話です

 

 事務所にはショービジネスで輝くスターを生み出したいという想いがあるので、その考えに合わないなら退所も必然なのかな?とも思います。退所に対し色々と思うところはありますが、単独で退所する人がでてくることについて事務所の将来を悲観すると云うのは、また違う話なのかなと考えています。他の部分では非常に心配しておりますが。

ただ、メンバーが抜けるとグループの方向性に支障が出ますし、音楽が売れなければドームコンサートもできないので、人気が落ちるのは致命的であることに違いはありませんし、コンサート(グッズ・円盤)で稼がないと経営的に難しいところがあるのかなとは思います。

 

 

ジャニーズにみるトンチキ

頓痴気(読み)トンチキ
デジタル大辞泉の解説
《「ちき」は接尾語。「頓痴気」は当て字》とんま。まぬけ。人をからかい、ののしっていう語。

 昨今の「トンチキソング」と評されるものに大いに疑問を抱いていますが、そもそもトンチキソングとはトンチキを狙った訳ではないのにトンチキな曲のことで、トンチキを狙って作られた曲はトンチキソングではなくコミックソングであるということを前提にして論じなければなかろうかと思います。(思います(キリッ)ってどんなけ上からモノ言うねん、、ただのオタクがごめんね)

 

 まず一つ目に、何故トンチキが発生するのかというと、ジャニーズはミュージカルを出自にしていることもあり、ミュージカルソングとして作られた楽曲を一般販売(J-POP枠での販売)することによってトンチキが生まれてしまうということが挙げられるのではないでしょうか。ジャニーズトンチキ楽曲の代表的なものに滝沢秀明さんの『愛・革命』が度々挙げられますが、これは舞台『新春 滝沢革命』のテーマ曲で、歌詞は舞台の内容をまとめたものになっており、舞台を観たことある人はトンチキと思わずそれなりに理解できる内容にはなっています。

新春 滝沢革命【初回生産限定】(ジャケットA) [DVD]
 

 ただ、滝沢さんが夜なべして(したのかは知らんけど)作詞作曲し、やっとのことでアレンジに出したら、ジャニーさんがタッキーに独白をさせようと勝手にセリフを入れ、トンチキに拍車がかかってしまったかとは思います。ジャニーさんはハムレットが大好きなので、自分の大好きな子には「独白」をさせたがる傾向にあるかとは思います。

滝沢さん:セリフが入ってる部分も、作った時点ではメロディを入れていたんです。もちろん、歌詞も付けてて。それがアレンジに出して戻ってきたら、こうなってて、「あれ!?」って。社長がしゃべり入れたかったらしいんですよね。

 

『愛・革命』はプレゾンで翼くんが本家越えをしようとし、そして翼くん「観にきて」と誘ってもらえないから、意地でも初日に観劇しに来るタッキーという構造が『愛・革命』なんですがね

 PLAYZONE 1986・・・・2014★ありがとう!~青山劇場★ [DVD]

 最高だからみんな買って

 

 二つ目に、トンチキ帝国の女帝こと三浦徳子先生が生み出すモノを指すのではないかと考えています。三浦先生の「意味よりも音が大事です。歌の中で、意味は面倒なものなんですよ。(略)調子がよければ、どうでもいいんですよ。」との発言があるように、本人たちはいたって真面目に歌っているのだが、なんか意味がよくわからないモノがトンチキソングと言えるのではないかと考えています。Sexy Zoneの『ぶつかっちゃうよ』は素晴らしいトンチキ作品ではないかと考えています。

メディアに知り合いが多くいるので敢えて言いますが、TV局がオタクのノリに真正面から乗ってくるのホントダサいよ、、、クリエイティブのかけらもなくない?

www.nhk.or.jp

 

 三つ目は、ジャニー(おじいちゃん)のスぺオキに対する思いが暴走し、あれやこれやと楽曲に詰め込んでしまった結果出来上がった楽曲ではないかと考えています。Sexy ZoneLady ダイヤモンドでは、おじいちゃんの大好きな勝利くんが俳句コンクールに入選したことが嬉しすぎて楽曲に俳句を取り入れ、かつマイケルジャクソンのビリージーンオマージュの衣装を着せていました。

 岸くん可愛すぎやろっっ

 

 おおまかに「ジャニーズトンチキ」とは歌詞が意味不明であったり、いきなり太鼓を叩きだしたり、その衣装はどうした?と不安に陥れ、義経の姿で『ハムレット』を演じたり、本人はいたって真面目にやっているのだが訳が分からない現象を指す言葉ではないかと考えています。なぜ「トンチキ」になるのかは、何度も言うようにジャニー喜多川氏のプロデューサーとしての狂気が遺憾なく発揮されたことによるものですが、この「トンチキ」を突き詰めると、シェイクスピア・ミュージカルの名作・日本の歴史・日本文化を換骨奪胎したものであることがわかります。

 

いきなり太鼓を叩く

youtu.be

ジャニオタの記憶に刻まれた伝説の衣装

youtu.be

 

 ジャニーズ舞台ではシェイクスピア作品から有名なセリフを引用し、登場人物の心情を補完する演出が多用されます。つまりは、引用された有名なセリフの意味を理解している前提でストーリーが進み、またシェイクスピアの喜劇のルールに沿って物語が展開されるので、元ネタを知らないとケイオスに陥ります。雑誌「J-GENERATION(2014年11月号)」では、”多くのジャニーズの舞台では、ストーリーにはあまり整合性はありません。ジャニーズの舞台では優先されるのは、いかにタレントを輝かせ、ファンの喜ぶ見せ場をつくるか、ということなので、「どうしてそうなるの」と言ったツッコミは脇におき、その場その場の雰囲気や感覚に素直に身を任せるのが、舞台を楽しむコツと言えそうです。”と編集者のコメントがあり、ジャニーズの雑誌を出版する会社のライターがストーリーを理解できていないことに大変困惑したのですが、ジャニーズ事務所は「シェイクスピアは演劇の基本」と言い続け、それに基づいて作品を作っているので、ある程度シェイクスピアがわからないと「どうしてそうなるの」という作品になっています。

 

ジャニーズ舞台で引用される原作一部(1作品につき5~15個ほどセリフの引用があります)
シェイクスピアから

『ヘンリー4世』『ヘンリー6世』『リチャード3世』『ヴェローナの二紳士』『ロミオとジュリエット』『夏の夜の夢』『ヴェニスの商人』『お気に召すまま』『ハムレット』『オセロー』『リア王』『マクベス』『テンペスト

日本の歴史・文化から

義経(牛若丸)』『白虎隊』『忠臣蔵』『源氏物語』『山月記』「第二次世界大戦」+歌舞伎・能

 

 上記に記した原作を、マイケル・ジャクソンシルク・ドゥ・ソレイユ『Kà』『O』を通して表現したものが「ジャニーズトンチキ」になっています。シルク・ドゥ・ソレイユ『Kà』『O』については、ジャニーさんが大変お好きだったようで、気にかけているジュニアはラスベガスまで観に行かせてもらっています。2019年に 少年と織山くんが『Kà』とマイケルのショーを観に行かせてもらった際に、岩﨑くんが「ジャニーさんはね、こういうすごい派手なことをやりたいんだなっていうのがね、これだ!ってわかりました」(ROT2019年12月6日放送)と感想を述べていて、ジャニーさんの考えが伝わっているなとジャニー担は感銘を受けました。実は、滝沢さんもシルク・ドゥ・ソレイユを熱心に研究しており、何度もラスベガスへ観劇に行っています。2011年には 『アナザースカイ』(日本テレビ系列)でその様子が放映され、シルク・ドゥ・ソレイユの裏側見学をされていました。(滝沢さんは舞台での布の使い方だけを勉強するためだけにラスベガスへ行ったりする方です)

 舞台でのバンジーは東山さん→滝沢さん→中島健人くんが引き継いでいます。

 

 ジャニーズで一番シルク・ドゥ・ソレイユの影響を受けている(ジャニーさんにそう意識させられた?)A.B.C-Zは、2002年に初めてジャニーさんにラスベガスへ連れて行ってもらい『O』を観劇しています。メンバー達が口を揃えて『O』が凄かったと感想を述べているインタビューが2002年10月号のW誌・芋誌で特集されています。2004年のSUMMARYに使用される演出の勉強のためにNEWSも『Kà』『O』を観に行かせてもらっています。

 橋本くんがかっこいいのはさておき、河合・五関の旧シンメ通称「河五」ですが、当時はジュニア内でもガチで付き合っていると思われていたパーソナルスペースゼロカップルであり、昔雑誌のインタビューで「好きな匂い」を問われ、戸塚くんが「ジャニーさんの匂い」(ジャニーさん海外の柔軟剤の匂いがします。私もエレベーター一緒の時とかよく嗅いだりしてました。おい)と答えるなか、河合くんは「五関の頭皮の匂い。ちょっと汗ばんでる方がいいからコンサートの時に近づいて嗅いでる」と答え、流石のオタクもドン引きさせるエピソードをぶっ込んだり、「河五」に需要があることをちゃんと認識してくださっているので、定期的に「河五」を提供してくださるので、カプ論者の方はぜ御見知り置きを 河五で一番面白いのは、河合くんが突然五関様を呼び捨てで呼び始めてオタクが「五関様を呼び捨てにするなんて」とガチギレした話だと思っていますが

f:id:mihiromemo:20210210034053j:plainf:id:mihiromemo:20210210034125j:plain

ジャニーさんいつもにこにこしてA.B.C-Zのアクロバット観てましたよね

f:id:mihiromemo:20210213131758p:plain

SUMMARY of Johnnys World [DVD]

SUMMARY of Johnnys World [DVD]

  • アーティスト:オムニバス
  • 発売日: 2005/04/20
  • メディア: DVD
 

 

 私も何度か現地へ観に行って、ジャニーさんはシルク・ドゥ・ソレイユ『Kà』『O』に非常に感化されていたことは十分理解したのですが、その一方で、自分の作品を観に来る人達にもシルク・ドゥ・ソレイユの観客のようなリアクション(「ワーオ」とか「オーノー」みたいに声を出して反応する)を求めていたところもあったのかな?ずっと考えています。例えば、初年度の滝沢演舞場とかは、約半数をファンクラブ席ではなく一般応募枠にして、歌舞伎ファンや修学旅行生が観劇できる環境を作り出し、子供の日にはわざわざ小さい子供を招いたりし、会場をガヤガヤさせていたのですが、それをジャニーさんは大変お気に召していたと聞いたので、「ミュージカル」ではなく「ショー」と命名した作品に関しては、「わー」とか「すごーい」など声に出しながら観てほしかったのかな?なんて考えています。

演舞場を観劇して入所を決意した子は何人かいますよね。岡本圭人くん、基俊介くん、〇井くん、、、

 

 話は逸れまくりましたが、ジャニーズ舞台は引用されている作品を知っていれば、かなり筋道の通った作品になっていますので、その辺りを『PLAYZONE’90 MASK』を通して解説できればと思います。

 

 

PLAYZONE'90 MASK』劇中劇ハムレット 蜷川幸雄

あらすじに入る前に、劇中劇を担当された蜷川さんのコメントを確認しましょう。ジャニーさんと蜷川さんが友人関係にあったことは知られたところですが、少年隊について熱く語っておられます。

 

蜷川幸雄

昨年、少年隊のコンサートを初めて観て、ひどく驚かされた。それは、彼らの歌や踊りや演技に、非常に日本的な要素、それも新しい世代の感性でとらえたものが存在していたからだ。彼らを使えば、外国のコピーばかりが幅をきかせる日本の「ミュージカル」を大きく変えることができるのではないか。そういう思いもあって、今回「劇中劇」の演出の話が舞い込んだとき、ふたつ返事でOKした。いざ稽古を始めると、なんとまたまた驚かされてしまった。それは、彼ら三人を支えている、おそらく今、劇場でこのパンフレットを手にしている皆さんの、何万、何十万というまなざしが見えたからだ。いわゆる「アイドル」と一緒に仕事をするというと、ばかな大人は軽蔑したような口をきく。「蜷川さん、なんでアイドルの芝居なんかやるの」と。彼らは、何十万というまなざしにさらされ続けている人間の持つ、真の実力を理解できないのだ。私はそんな存在を、演出家として放っておく手はないと思う。シェークスピアおひざ元のロンドンで演出する「ハムレット」も、少年隊の「ハムレット」も同じレベルで真剣に考えている。彼らの持っているものを。手を抜くことなく、全力で引き出してやろう、と。どうか皆さん、期待していてください。

 引用:『PLAYZONE'90 MASK』パンフレットより

 

蜷川さんは少年隊の前に、岡本健一さん、木村拓哉さんをキャスティングしています。蜷川さんの「アイドルの力」論は、木村拓哉さんを『盲導犬』に起用した後から少しずつ語られ少年隊から本格的にその力をインタビューで語られています。

蜷川さんの「アイドルの力」論は、こちらでも少し触れています

mihiromemo.hateblo.jp

 

 蜷川さんは数多くのジャニーズアイドルを起用し、ジャニーズに多大な影響をもたらした方です。お亡くなりになられた後はジャニーズとの関係性が薄れるのかと思われましたが、2019年関西ジャニーズJr.主演『少年たち』を蜷川さんの演出助手を長年務められていた井上尊晶さんが演出されていたので、ジャニーズの中では蜷川イズムは流れ続けるのだと確認できます。井上尊晶さんは稽古で関西ジャニーズJr.の力量を測るためにロミオとジュリエットのセリフを言わせたそうです(その映像が欲しいんだけどな事務所)。井上尊晶さんのインタビューで事務所から熱烈なオファーを受けて『少年たち』の演出を引き受けたものの、前作の映像を観て引き受けたことを少し後悔したようなことをおっしゃっていましたが、2019年の『少年たち』は事務所の本格的に芝居をさせたいという要望通り歌・踊りなしのストレート・プレイでよかったです。(関西の少年たち好きなのでどうにか円盤化できません?事務所)

www.romeoandjuliet2021.jp  事務所はエースにシェイクスピアをさせたがるからね

ロミジュリってラブロマンスかと思いきや意外に下ネタが入っていてね、中学生の時に読んでてびっくらこいたわ

 

後輩たちへ与えた影響

PLAYZONE'90 MASK』ですが、ジャニーさんが「YOU 見ちゃいなよ」的なことを言ってジャニーズ事務所の合宿所でビデオを見せていたエピソードが残っています。デビュー組からジュニア黄金世代までは合宿所で何度も見た(見せられた)と複数人のジュニアからファンレターの返事があったので、ジャニーズ事務所のミュージカルの代表作といえば『PLAYZONE'90 MASK』という認識がアイドル達の中にあったと考えられます。

V6 三宅健:事務所に入ったばかりの頃、少年隊のミュージカル『MASK』のビデオを見せてもらって”すごい!”って思った。東山さんの『千年メドレー』はハンパじゃなくカッコよかったし、錦織さんと植草さんのベッドで入れ替わるマジックとか”どうなってるんだ”って不思議で何回も観た。

 引用:ジャニーズマガジン31号 1998年10月20日

滝沢秀明:昨日も『MASK』のビデオを見たけど、毎日見てて、もう100回ぐらい見てるんだ。

 引用:W誌1999年1月号 当時16歳

V6井ノ原:ボクが観た最初のミュージカル…それが『MASK』だったんだ。ビデオで何回見たかわからない。20回以上見たんじゃない?そのくらい感動したね。

 引用:W誌1997年11月号

TOKIO 松岡:『MASK』は初めて観たミュージカルで”すごい!”って感動した

 引用:ジャニーズマガジン31号 1998年10月20日

V6 岡田:少年隊がやった『MASK』はビデオで何回も見たよ。何回見てもスゴイなぁ~と感動してた。

 引用:W誌1997年11月号

堂本光一:名作といえば、やっぱり少年隊の『MASK』だと思う。ストーリーから構成、演出と全てにおいて完璧でよかった。

 引用:ジャニーズマガジン31号 1998年10月20日

堂本光一:ダンスに関しては、ニシキさんのダンスって、それをつまみに何時間でも話せるぐらいスゴイんですよ。今の若い子は、ニシキさんが現役で踊っているころのことを知らないから。21歳、22歳のニシキさんを見ていると、なんでこんなに色気が出るんだろうって思う。今のその世代の子にあそこまでの色気ってないじゃない。それこそ『PLAYZONE'90 MASK』で中尾エミさんと歌っている映像とかを見ると、すごく色気があってびっくりするよ。

 引用:ステージスクエアVol.28

 

 MASKエピソードのほんの一部ですが、ミュージカルを見たことない子に初めて見せる作品が『MASK』が多かったのではないかと考えています。堂本光一さんにおいては入所前の12歳の時に、大阪フェスティバルホールで観劇されています。黄金期の関西ジャニーズJr.においても東京へ行った際に合宿所で見たと答えていましたので(横山くん、内くん)、ジャニーさんが見せていたのかなと考えています。A.B.C-Zの戸塚くんもジャニーさん宅で観たと言っていましたね。2000年以前の雑誌記事やファンレの返信でジャニーさんに勧められて観た作品として『PLAYZONE SHOCK』、男闘呼組の映画『ロックよ静かに流れよ』、マイケル・ジャクソンのコンサートビデオ、そして大野君も合宿所で何度も見たと言っていた東山さんの『before fight』が挙がっていました。

 

さぁいよいよ本題に入ります

 

PLAYZONE'90 MASK』あらすじ

 少年隊ミュージカル「AGAIN」の千秋楽が終わった後、錦織が突然理由も告げずニューヨークへ旅立ってしまった。残された東山と植草は、その勝手な行動に激しい憤りと、疑問を感じる。酒を飲み、やりきれない思いを語り、そして酔いつぶれる二人。錦織は、夢の中でも二人を悩ませる。しばらくして、依然として悩む東山と、吹っ切れてしまったかのように見える植草。そんな二人が「ハムレット」で共演することになった。東山が演じるハムレットと、植草のホレーショーが、暗殺の事実を知り復習を誓う場面。亡霊が仮面を外すと、現れたのは錦織の姿。それを見た植草は、それまでの錦織に対する悶々とした気持ちから、亡霊に斬りかかってしまう。一方、ニューヨークの錦織は…。

引用:『少年隊PLAYZONE’90 MASK』VHS

大まかなあらすじとしては、これからも少年隊として頑張っていこうとしていたのに、ニシキが突然理由も告げずNYへ行ってしまい、少年隊としての活動ができなくなってしまいます。同じ釜の飯を食って夢を語り合ったニシキがヒガシとカッちゃん(植草)を裏切ります。不満があるなら言えばいいのに、なぜ何も言わずに行くんだ、理由ぐらい教えろよと怒るヒガシとカッちゃんの心の葛藤が描かれます。そしてなぜニシキは突然NYへ行ってしまったのか誰もわからないままストーリーは進み、隠された真実を解き明かしていく物語になっています。

 

・1幕 太字は曲名 ●は場面説明を表す

①オープニング・メドレー:Baby Baby Baby~HEVEN~See You Again…!

See You Again…!  ●オンステージからバックステージへ場面が切り替わる(考察:光と影)

③●ニシキが突然NYへ行くと言い出す

星も見えない夜(中尾、錦織)

⑤●ニシキに死の影が忍び寄る(考察:「死」)

⑥千年メドレー:千年の夢~Ever Dream~All World Is A Stage(考察:千年メドレー)

⑦●ヒガシとウエクサが勝手にNYへ行ったニシキに対する思いを吐露する

⑧●ウエクサが「もうニシキのことは忘れた」と言った後、蜷川さん演出の『ハムレット』の稽古が始まる

⑨劇中劇『ハムレット』●劇中にウエクサが「裏切り者に死を」と叫びながら、ニシキの姿をした人物を刺してしまう

 

・2幕

Let’s Go To Tokyo:The Ngight in New York~Hello Broadway~FIGHT!~Let’s Go To Tokyo~The Night in New York(錦織)

⑪●NYへ行ったニシキは、ブロードウェイの舞台に立つ

Believe(植草) ●ウエクサのぶらんこ(考察:ぶらんこ)

⑬●ヒガシがニシキを追っかけNYへ渡る

ヒガシがニシキヘNYへ勝手に行ったのは、ウエクサが病気だと知り、少年隊の活動が休止になればウエクサが休めると考え、一人でNYへ行ったのか?と問う

⑭ヒガシがニシキに「寿命短いウエクサのために日本へ戻って3人で舞台に立とう。ウエクサの願いを叶えよう」というが、ニシキは一向に首を縦に振らない。

ニシキ「1日でも長くウエクサには生きていてほしいんだ、、、、、」

ヒガシ「オレもウエクサには1日でも長く生きていてほしいと思う。でも、あいつの望みも叶えてやりたい」

ニシキ「ミュージカルだけが、3人で舞台に立つことが全てじゃないだろ!!」

ヒガシ「(ヒガシ考えこむ)、、、、、なんか、あっけない幕切れだな」

ニシキ「そんなもんさ。あっけなくてそっけなくて、数多くの悲劇とほんの少しの喜劇とで出来ている、それが俺たちの人生なんだ」←ここは「お気に召すまま」・『千年メドレー(All The World Is A Stage)』の人生を舞台に例え、人生の儚さを伝えている場面

Destiny(インスト)  ●ニシキとヒガシによる仲直りのコンテンポラリーダンス

Super Star(植草)ウエクサが自分の余命が半年短くて3ヶ月である事を知ってしまう

※このシーンでは、ウエクサがヒガシと中尾ミエさんが二人でウエクサの余命の話をしているところを盗み聞きするところが描かれています。これはおそらくハムレット 第二幕第二場の盗み聞きの場面を意識したのではないかと考えています。ハムレットをまだ読んではいないけど興味がある方は、Google先生に「ハムレット 盗み聞き」でお尋ねください

⑰●余命を知ったウエクサが「死にたくない、もっと歌いたい」と叫んだ後、NYで活躍するニシキが歌う場面に切り替わる

Let’s Go To Tokyo (錦織)

 ・3幕

⑲●ニシキがNYでの舞台を無事終え、舞台裏にやってくる。掃除のお姉さま役の中尾エミさんと歌う

The Lady Is A Tramp(中尾、錦織)

㉑失われたすべての昨日(東山) 舞台稽古の練習衣装(レオタード)で稽古に励むヒガシ

●日本に帰ってきたヒガシは三人でなく一人でもいいから舞台に立とうと稽古に励む(また三人で活動する夢は失われたシーン)

㉒ウエクサの墓掘り●自分の墓を掘るウエクサ(墓掘り)

㉓めでたしめでたしで終わる

 

ざっとこんな感じの流れです

 

ジャニーズ舞台のパターン

 ジャニーズのジャニーズの舞台は大抵2つのパターンで展開されます。一つ目は役名が実名のパターン、もう一つが、役名があるパターンです。役名が本名の時は現実世界で彼らが抱えている問題(将来への不安、殻を脱げない等)とストーリーを重ねて展開されます。今回は役名が実名ですので、現実世界とリンクしてストーリーが進みます。さて、この頃の少年隊はというと、実は頻繁に解散説が囁かれていました。というのもこの時代は毎日あった音楽番組が軒並み終了となり、極端にTVの露出が減り少年隊の活動も転換期を迎え、各々がソロ活動として舞台やドラマに出演し始め、グループでの活動がなくなっていた時でした。ワイドショーでは少年隊の現場リポートにも関わらず「消えた少年隊は今」などと言う特集が組まれたりしていました。それを象徴するかのように、この舞台(8月)の前の5月行われた少年隊のSPRING TOUR 1990ではカッちゃんが「解散」と言う言葉を口にします。89年の秋頃から解散か?と週刊誌に書かれていた少年隊は、SPRING TOUR 1990コンサートで解散かと心配しているファンに向けて、ファンが大事にしている曲から始めます。そう、『星屑のスパンコール』しかも2番から歌い始めます。

星屑のスパンコール  ちりばめた ON STAGE
この想い歌にのせ 君に贈るよ
もう一度アンコール もう一度アンコール
またいつか会えるよね SEE YOU AGAIN

このコンサートは「絶対もう一度会える」と願い待ち続けたファンの気持ちに応えるようなセトリになっており、何よりマイケル・ジャクソンの振付師だったマイケル・ピータースの濃密なダンスレッスンを受けてきた少年隊の魅力が詰まったものになっているので、ぜひジュニアの子達には観てもらいたいなと。

 星屑といえば大野くんが京都(KTK)で泣きながら歌っていたとか、KAT-TUNSixTONESが少クラで何度も披露していたり、小瀧くん、風磨くん、大野くんの3人でカラオケで歌ったりなど世代を超えて愛されているジャニーズの名曲です。えびのはっしーもこの曲好きですよね。

 

さて、話戻りまして『PLAYZONE'90 MASK』は役名が実名のストーリーです。つまり現実世界で起こっていたこととリンクして話が進みますので、観客の頭には「解散」と言う言葉がちらつき、ステージで輝いている彼らの裏側では一体何が起こっているのか?と思いながら観ています。自担のグループの解散・脱退報道を経験している人は、鬱になりながら見るタイプの舞台です。

 

ジャニーズ舞台における「光と影」

 物語は少年隊ミュージカル「AGAIN」の千秋楽のシーンで少年隊が観客に三方礼をするところから始まり、オンステージからバックステージの場面に切り替わります。『Endless SHOCK』や『One!-the history of Tackey-』でも同じように始まります。

 これが何を象徴しているのかと言うと、ショービジネスにおける光と影、つまり「光=オンステージ」「影=バックステージ」を表しています。一度の失敗で職を奪われる非情さ(影)に飲み込まれないよう弛まぬ努力を続け、そしてショーの成功が賞賛を呼びスターへ駆け上がる(光)というエンターテイメントの世界の「光と影」を我々観客に見せています。『One!-the history of Tackey-』では、影はスターの孤独を指し、題名にもなっている『One!』には「一人」「オンリーワン」「孤独」「ナンバーワン」など様々な意味が込められています。この作品は大阪松竹座・帝国劇場・新橋演舞場の最年少座長記録、さらに最年少大河主演記録を打ち立て、スターへの道を駆け上がっていたタッキーがスター故の孤独やプレッシャーに押し潰され極端な選択をしてしまったり、悪の力に巻き込まれたりしないように、ジャニーさんが作品を通して答えを伝えるタッキーへのプレゼント的な作品にもなっています(この作品は滝沢さんの人生を物語にした舞台なんですが、テーマとしては自分を大きく見せる・自分を偽ることの愚かさを説いています。20年前ぐらいは、王子様的なアイドルが両親の離婚・ガッツのいる家庭環境で育ってきたという話をするのはタブー視されていたところがあって、嘘でもいいからキラキラアイドルを装うことを求められてたところがあったのですが、それに対しジャニーさんはアイドルが虚像を抱え込むべきではないと、それでは何も伝わらないと説いている作品ではあります。)。2012年のえび座もジャニーさんがえび達に「夢」の大切さを伝えるメッセージ的作品になっています。えび座にはSnow Man SixTONES 橋瑞たちも出演しているので、お暇あればぜひ

One!-the history of Tackey- [DVD]

One!-the history of Tackey- [DVD]

  • 発売日: 2008/01/23
  • メディア: DVD
 

 One!では滝沢さんのお母様役を元宝塚歌劇団星組トップスターの峰さを理さんが演じられています。先日お亡くなりになられたと耳にし大変驚いております。ご冥福をお祈りいたします。

 

 シェイクスピアは「光と影」の概念を多くの作品に取り入れ、光の背後には常に影があること、影が明るさを支えているということを描いています。また、いつか自分の真価を発揮できる機会が来るまで頭を低くしていようという姿を好んで描いています(ヘンリー4世)。筆者は、ジャニーさんはこの考えを作品やジュニア育成論に反映しているのではないかと考えています。ジャニーズJr.は表舞台に立てるよう厳しいダンスレッスンを受ける傍ら(影の努力)、先輩のバックにつき様々なことを学び、そして時には機構を動かしたり、着替えを手伝ったり、フライングのキャッチをしたり、ジャニーズでなければスタッフの方がされることも全てジャニーズJr.が行います(影の力)。※フライングの際、ワイヤー装着完了の肩ポンポンの動作があると思いますが、これはTOKIOの長瀬くんが、ワイヤーが装着されたと勘違いし、転落した事件後に制度化されました

 ステージに上がる者として、舞台が成功するには裏方の人の力があってこそ成り立つことを学び、そして自分の真価を発揮できる機会が来るまで頭を低くして準備しろというジャニーさんの育成論に深く影響していると考えています。個人的には今までジュニアのコンサートを見てきて、アイドルが「ちゃんとスタッフさんにありがとうって言って帰ってね」とオタク達を指導する様子を垣間見た時は、デビューが近づいているなと思ったりします。


 舞台に立つ者の覚悟がどうあるべきかについては、光一さんが1年ほど前に(日経エンタ連載)今のジュニアが先輩のバックに付かず、先輩から学べていない現状に苦言を呈していましたし、滝沢さんも裏方の方あっての演者という発言を何度もされています。2016年に文春記者に突撃取材をされた際に、立ち去る記者へ食いかかるように言っています。※「食いかかるように」は文春に書いてあった表現です

「僕らの仕事は、ただキャーキャー言われてるだけじゃないんです。自分の後ろにはスタッフとかたくさんの方がいてその人たちの生活もかかってる。マスコミは好き勝手に書くけど俺らの人生、そんな軽くないですから」

 引用:文春記者が見た「SMAP解散」の瞬間 文春記者、タッキーに1時間詰められる

 売れっ子ジュニアが多忙かつ学業優先でなかなか先輩のバックにつくことが難しかったわけですが、昨今の状況でコンサートが配信に切り替わり日数が限定されたことにより嵐とキスマイのバックに付けたことはとても良かったのではないかと考えています。

 

「影 」- 髪型論 -

 さて、この「影」とは何かという話ですが、シェイクスピア作品を理解するためには「影」がとても重要なキーワードになります。シェイクスピアは作品で「影」を描いては、物事の本質を問い、そして外見にとらわれる愚かさを描いています。このあたりの考えは、ジャニーさんの髪型指導に反映されているのではないかと考えています。

 

 ジャニーさんの髪型指導に関するエピソードは数多く残っていますが、その中でも京本大我くんの「役でもないのに髪色を変えて色(ピンク髪)に頼るのは実力がないからだ。髪型に頼って目立とうとするのは良くない」とジャニーさんに咎められ、その言葉に反発して自らハサミを入れて短髪にした「きょも断髪事件」や、高橋恭平くんの「黒髪の方がいいよ。顔がいいんだからそんな色(赤髪)にするな」と言われたエピソードは若い方でもご存知なのではないのでしょうか。

f:id:mihiromemo:20210207125703j:plainf:id:mihiromemo:20210207125735j:plain

 きょもはデビュー発表の時の8.8コンの時はジャニーさんが空から見てるかもしれないからと、髪の毛を黒に染めていましたね

 

 ジャニーさんは黒髪至上主義者とも揶揄されていますが(この子には黒髪が似合うという審美眼からくる発言の時もあるとは思いますが)、その意図は「芸事を疎かにし、外見にとらわれる愚かさ」を説き、最終的には「YOU不良だよ」という言葉で軽く罵しります。因みにデビュー前の光一さんはブーツを履いていただけで不良と言われています。

 

 ただ、ジャニーさんはヤンキー(概念)はすごく好きなようで、B.O.Y.S時代の横山くんの髪型は気に入っていた?というか、あの頃は本当にスペオキだったと思います。B.O.Y.S=ボーイズ(B)オオサカ(O)ヤンキー(Y)少年(S)の略

f:id:mihiromemo:20210209023132p:plain

関西に出来た新しいグループBoys beの元ネタはここだったんですね 

f:id:mihiromemo:20210209023248p:plainf:id:mihiromemo:20210209023317p:plain

村上くんフレッシュな時代 確かに雛形あきこさんに似てるかも?

 

 ジャニーさんは特に「ピンク髪」「赤髪」が嫌いなことで有名でしたが、滝沢さんは16歳の時にピンクに染めた直後ジャニーさんと出くわしめちゃくちゃ怒られ、髪色を戻しています(ピンク髪だったのは実質2時間だったらしいです)。翼くんは19歳ぐらいの時にピンクに染めて、事務所の偉い人に怒られている姿を亀梨くん・中丸くんに目撃されています。流行りもあるとは思いますが、最近は赤髪の子が増えたのはジャニーさんがいなくなったからなのか、どうなのか。

 

 そんなジャニーズで前衛的な髪型と言えば堂本剛くんだと思われますが、自身の髪型についてこう答えています。

世間的にはボクは、音楽にしても、いろんな意味でジャニーズのルールを先頭になって破ってきた…そんな印象があるかもしれない。だけど、それは違う。一度もルール違反をしたことはないよ。何かをやる前にはちゃんと”大人のルール”を守って、許可してもらってるんだよね。

引用:duet 2010年8月号

事務所と意見が合わなくて長い交渉の場(軟禁状態)を持ったことも知られていますが「一度もルール違反をしたことはない」と断言でき、ルールを意識しているところも事務所が全般的に信頼しているところだと思います。

 

 事務所の人から「汚い」と言われ、髪色を戻すジュニアを最近でもよく見ると思います。その発言の根底には「外見に囚われることの愚かさ」を説いているところもあれば、事務所が思うグループのイメージにそぐわない(髪型はひとりの問題ではなくグループ全体の問題)、事務所が求めるジャニーズっぽさではないということを言いたいのだろうなとは感じます。その一方で、ジャニーさんから染髪を強要されているお方(中間くん・猪狩くん)も存在するわけですが。どうであれ、事務所とはうまくやってもらいたいものなんですが、オタクの需要をキャッチして、それを反映させてキャラにする能力も大切だとおババは思っております。ジャニーが言ったとか事務所の偉い人が言ったとか無視して、自分が一番自分らしいと思える姿、輝いていると思う姿をオタクに見せてくれよ!!!!まぁ何が言いたいのかというと7 MEN 侍 今野くんの現在のバンギャを狂わせる髪型が最高だよ!!!!と言いたいだけです。アイランドフェスの橋本涼くんのドS執事もよかったよ!!わたしゃ橋本涼橋本涼を求めてるんだ!!!!!(突然の宣言)
どうでもいい話ですが、中国は銀髪(白髪)が受けるというか、そういう癖のジャンルがあるので、中国進出を考えているなら事務所はよく考えてねとは思っています。あと、金髪ロイヤルも需要あるよ、事務所

 

光と影 ー シンメ論 ー

 この「光と影」ですが、実はジャニーさんのシンメ論・グループ構成に深く関わっています。シンメ(シンメトリーになって踊る)とは、ライバル関係であり、水と油のような関係性の時もあれば、対であり運命共同体でもあります。このような考えもシェイクスピアの「光と影」から着想を得たものになります。シンメにもいろいろありますが、中でもジャニーさんが「YOUたちはずっと一緒だよ」といって組ませたシンメがあると思います。その子たちはジャニーさんの考える「光と影」のシンメになっています。

 

 光にとって「影」は「もう一人の自分(「アイドルではない本当の自分」「アイツみたいになってみたい」でもある)」であり、選択してこなかった(無意識に抑圧し姿を現すことを禁止していた)自分自身の人格の一面でもあります。後述しますが、この「影」の自分に取り憑かれると、自分自身を見失い闇落ちしてしまいます。そのような状態を「It’s shadow」というワードを用い『千年メドレー』で指摘しています。そして場面によって付け替える仮面が多くなるにつれ、本当の自分とは?自分の本来の姿はどのような状態なのか?と悩むエンターテイナーの姿も描かれています。(ここがジャニーズ伝統芸のMASKダンスにつながります)※シンメ論はユング心理学も反映しています

 MASK芸

 

『MASK』では、「少年隊(アイドル)の自分」と、「もし少年隊でなければ選択できた人生を歩む自分」という「光と影」が描かれています。実際、ニシキさんは当時、ソロで主演舞台(『スティング』『ゴールデンボーイ』)を成功させていて、本格的にNYでミュージカルをしたいと本気で思っているのかもしれないと思える部分があり、観客達は少年隊を続けて欲しいと願うことは、オタクのエゴなのか?もちろんニシキの夢も応援するけど、少年隊での活動をしながら夢を追うのは無理なの?と思いながら観ています。「事務所に所属しながらでもできるよねソレ?」っという最近あったような?なかったような話です。

 

 また、少年院を舞台にしたジャニーズミュージカル映画『少年たち』には「SHADOW」という曲がありました。『少年たち』では、罪を償い新たなスタートをきる自分(光)と罪を犯した事実は消えず、過去を背負いながら生きていかないといけない現実(影)が表されています。「影」に引きずられすぎると「光」が奪われてしまうのだが、「影」を忘れて生きていくことは正しいことではない。罪と向き合い、どう生きていくかが描かれています。

 

ジャニーさんの作品では必ず「光と影」が描かれ、非常に重要なテーマとなっています。

 

 つづき

mihiromemo.hateblo.jp

 

ここからはおまけのはなし

 

ジャニーズにおける「vs(光と影)」の概念 ~スノスト~

 この「vs」の概念ですが、お互い切磋琢磨し、お互いの良さを認め合い、一緒になって高みを目指すというものであって、決して相手を蹴落とす、誹謗中傷するものではありません。「vs」は「あなたの良さがあるから、わたしの良さが生まれる」であり「あなたの強さが、私を強くする」という「対の概念」であり、相手が沈んでしまうと共倒れになってしまいます。

 

 エビキス・スノスト・Hi美は、兄とされる「エビ・スノ・Hi」が弟の「キス・スト・美」の追い上げに悩まされます。同時デビューかと言われたエビキスは、キスマイが先にデビューが決まり、デビュー発表があった次の公演に見学に来ていた河合くんはキスマイにおめでとうと言えず(「おめでとう」と言えなかったことが悔しくて家帰って風呂で泣く)、戸塚くんはMCで一言も喋れませんでした。 

mihiromemo.hateblo.jp

 

 スノストは、スノの経験値が高くジュニアをまとめる役割を担っていたものの、ストの人気の勢いに押されてしまいます。Hi美は、HiHi Jets が先を突っ走っていたと思っていたのに、Mステで自らのオリジナル曲を美 少年が披露することになってしまいました。

mihiromemo.hateblo.jp

 

 弟たちの追い上げによって、兄たちは「自分の強みは何か」と己の力を再度問うことになります。そして悩み苦しみながらも真の力を得てデビューなりMステ単独出演をします。これが「vs」の力です。

 

 今年デビューしたスノストも由緒正しき「ジャニーズの「vs」の概念を背負ってデビューしたわけですが、、、、「vs」を戦争と一部ファンに勘違いさせた事務所には本当に反省してもらいたい。応援してきたグループの初の円盤を買う喜びを奪い、戦うための武器に変えさせ、そして戦いから生まれた誹謗中傷合戦に傷つき、疲弊した子がたくさんいると思います。確かにCDを全部買えば「対」になっていることはわかりますが、今回は他界隈からの新規ファンも多かったと思うので、もっと「vs」の概念を丁寧に説明する必要があったのではないかと思います。今回のことおババ怒ってるよ事務所。お坊ちゃんお嬢ちゃん方がけっこうお金積んでるの見かけますが、お金は大事だよホントに。お金で遊ぶって言うのはジュニアコンとかで「お姉さんお金余ってますか?余ってたら○○くんのうちわ残ってしまってるんで買ってください泣」とまったく面識のない私のようなおババに声かけてお金を使わしていく遊びのことを言うんだよ??

 

 スノストで5年間やった舞台『少年たち』では「争いからは何も生まれない」そして、争うことで命が失われる事ほど愚かなことはないとジャニーさんは伝えてきたのですが、どうしてこうなった??ジャニー担つらい

 

2016年の『少年たち』座談会でスノストは下記の通り答えています。

深澤:5月にみんなでSixTONESのクリエ公演(『ジャニーズ銀座2016』)を観た時に圧倒されて。終演後、全員から出たひと言が「勢い完全にに負けてたよね」だった。パフォーマンスも、すべてがホント、アツかったから。『少年たち』では同じステージに立つので、負けてはいられない。このままでは押されて終わってしまう、もっとやらないと!と6人で話したよね。

岩本:そうそう。

松村:いつもSnow Manには敵わないって話してたから、そんなふうに見えていたなんて。

ジェシー:ちょっと意外な気がするよね。

岩本:でもそんなふうに、お互いを意識し合えるのは大切なことで。去年の公演中もそうだったけど、ここは負けられないと思いながら、応援し合えるというのがいいよね。それこそ現代の戦友と言えるんじゃないかな。

引用:ステージスクエア サマースペシャ2016

 

 2016年のクリエは、SixTONESにとっては初の単独、初オリジナル衣装(赤のやつ)も頂いて、1曲目「この星のHIKARI」2曲目「BE CRAZY 」に始まり、きょもの1発ギャグがどれだけ滑り続けても冷める事ない熱気があったことは事実で、公演が終わってもSixTONESコールが鳴り止むことはなく、初日からWアンコをするほど盛り上がっていました。Snow Man はというと、ジャニーさんお気に入りの「白のハチマキ」に続き2つ目の「金のハチマキ」のお披露目もされ良い公演でした。ただ「良い、決して悪くはない」ことが長きにわたり彼らを悩ませ続けたのかとも感じます。メディアがSnow Manを語るときに枕詞の様に、ジャニーさんが華がないと言ったとか、Snow Manの名付け親がタッキーでゴリ押しでデビューしたと記事にされてしまっていますが、ジャニー担としては少々異論がありまして、、、。

 

NEXT→Snow Manの名前の由来から読み解くトンチキについて書いてます

mihiromemo.hateblo.jp

 

 

2016年のクリエの思い出は、ジャニーさんが「YOU」ではなく名前で呼んでるジュニアがいるらしいと聞きつけ(どこ情報だよ笑)現場に行ったわけですが、なるほどジャニーさん好きそうな子だなと思った記憶が。あの子はハワイも連れて行ってもらっていたし、すぐにグループ組ませてもらっていたしね。 こっそり応援してるぞ?????