事務所 ほんまごめん

メモ程度に書きます

サマパラ2020 トラジャ 川島如恵留 感想

 

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『Summer Paradise 2020 俺担ヨシヨシ 自担推し推し 緊急特別魂』

online.johnnys-net.jp

 

推し事に関してかなり時差がある人間なので今になってしまいましたが感想を少し

所感

 ジャニーズJr.の夏恒例のイベントになっているサマパラ(2020年で6年目)今回は初の全編生配信とし18日間にわたって全49公演、総勢81人のジャニーズJr.が出演し、そしてTravis Japan川島如恵留がその先陣を切ることとなった。サマパラの副題が何とも言えないダサさをかもしているのがジャニーズらしいなと思いつつ、その中に今井翼くん発案の「魂(コン)」の文字が見え、事務所を去った人間が創り出したモノを無かったことにせず後輩が受け継いでくれたことに嬉しさを感じた。

 

 ジャニーズ事務所の歴史の中でジャニーズJr.がソロコンをするのは初の試みであり、そのトップバッターを如恵留くんに任せたということに事務所の期待や彼への信頼を感じたわけだが、それは彼がエンターテイナーとしてのヴィジョンを持っていたからだろう。サマパラ公演前に彼はこのように答えている。

今回はトップバッター務めさせていただくんですけど、責任とかプレッシャーも少しは感じてはいたんですけど、自分なりに楽しまないと。自分の公演だっていう気持ちを一番に持って、ファンの方、応援してくださる方、そしてこれから僕たちに出会ってくださる方のどこか心にグッとくるような作品を作ってきました。前半はジャニーさんが愛したミュージカル。魂を乗せたオープニングから始めて、途中にはおうち時間に自分で学んだ手話だったりも存分に組み込まれています。だれ一人取り残さない、そんな温かいライブが出来たらなと思います。垣根なく幅広い方に僕たちの存在を知っていただいて、心温まるそんな人生を送っていただきたいなと。大きい夢ですけど

引用:たぶんテレビジョン ※すみません家帰ったら調べます

 

 昨今「誰も傷つけない笑い」が持て囃されている中(誰もが傷つかないなどありえないし、それはただの欺瞞だし、誰かを傷つけてはいないかと常に気に留めることを「誰も傷つけない笑い」という言葉で収束させるのはどうかと思うのだが)、彼が主張した「だれ一人取り残さない」という言葉に対し、もしかしたら机上の空論や意識高い系と茶化す声があるかもしれない。しかし、私は彼のその想いを大切にしたいし、応援したいと思っている。今ある問題を見なかったことにしたり、無いものとせず、向き合い、悩みながらも少しでもいい方向へ変わるよう行動していることに賛辞を贈りたい。その姿は、人としても、アイドルとしても、事務所の人間としても尊重されるべきものであると思う。事務所は昔からコンサートでより多くの人が楽しめるよう、字幕を導入したりコンサートDVDに字幕が入るよう努めてきたと思う。未だに容姿いじりや年長者いじりが無くならないことに残念というよりか危機感すら覚えるのは事実だが、ジャニーズは何より命と愛を大事にしてきたところは明白で、その一員として自分なりに周りに愛を伝える方法を示してきたことに非常に感銘を受けた。それではライブの感想を

 

公演情報 Travis Japan 川島如恵留

【配信時間】2020/8/1(土) 12:00/15:00/18:00

【料金】ジャニーズジュニア情報局1,500円・一般 2,000円

【出演者】元木湧、安嶋秀生、内村颯太、深田竜星、檜山光成、平塚翔馬、青木滉平、豊田陸人

【グッズ】ミニうちわ・クリアファイル

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【告知】

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セトリ

1 Danger Zone 〜to the unknown world〜 堂本光一Kinki Kids
2 -so young blues- 堂本光一Kinki Kids
3 見果てぬ夢を 少年隊
4 DREAMER 舞台「DREAM BOYS」より<バック8忍者>
5 サポーターズ!( A.B.C-Z
挨拶・MC
6 Missing Piece (中山優馬) 振付:吉澤閑也
ダンスバトル 川島如恵留 VS 安嶋秀生
7 TAMER 中間淳太ジャニーズWEST
8 アンダルシアに憧れて (近藤真彦
MC
9 虹 (二宮和也) ピアノ伴奏:青木滉平
10 名脇役Sexy Zone) コンテンポラリーダンス:檜山光成
少年忍者からの質問コーナー
メドレー(11~17は振付が手話)
11 世界がひとつになるまでYa-Ya-yah
12 背中越しのチャンス (亀と山P)
13 愛のかたまり (Kinki Kids
14 オレンジ (SMAP
15 無限大 (関ジャニ∞
16 One Love (嵐)
17 世界に一つだけの花SMAP
18 PARTY MANIACS (ジャニーズWEST) 少年忍者コーナー
19 めの歌 (Hey!Say!JUMP)
20 僕だけのプリンセス 宮田俊哉Kis-My-Ft2
21 Unique Tiger Travis Japanオリジナル曲 トラジャの他メンバーのリハ映像あり
挨拶・メンバーへのメッセージ
22 夢のHollywood Travis Japan
23 Together Now Travis Japan メンバー全員への映像あり

 

 雑感

サマパラの配信は全グループすべて購入はしたが、休みなく働くしがない社畜のため1部~3部を所々見る事しかできず正直あまり細かくは見れてはいない。アイドル誌も舞台雑誌も購入だけはしているのだが、パラパラ見て後でちゃんと読もうとしたものが1年分ほど溜まっている状態で情報をインプットできていない部分も少なからずあるので、ただの雑感だけを書こうと思う。それでは気になったところの雑感を

 

1 Danger Zone 〜to the unknown world〜 堂本光一Kinki Kids

本人が「魂をのせたオープニング」と語ったその出だしには、光一さんのソロ曲を選択。Endless SHOCKに憧れ続け、東京から自転車で梅田芸術劇場へSHOCKを観劇しに行ったなどなかなか強めのエピソードを持っている彼がこの曲を選択したきた事で会場のボルテージ(画面越しのオタクの興奮は)が一気に高まったように思う。ジュニア会報#24には「赤地に金刺繍のジャケット姿で登場」と書いてあったが、実際はKAT-TUNの衣装担当Aさんが作ったのではないかと思わせるギラギラ金のジャケット(裏地は赤)・腰巻き衣装のように思う。こういった誤りがなぜ起きたか非常に気になるところである。曲の途中でスモークが焚かれ過ぎて「ん?松竹クオリティかい?」と心の声が漏れそうになっていたら、いきなりLDEパネルに一生懸命オタクがペンラを振る様子を模した映像が流れ「ふぁぁふぁ~事務所~(ファンに寄り添おうとするそのお気持ちだけ受け取るわ)」の展開。そんな中でもステージ上の如恵留くんの立ち姿、ダンス、顔の表情などはファンの人達が「こういう如恵留くんを見たかった!!これだよこれ!!事務所ちゃんと見てるか?これだぞ!!」と思うような素晴らしい出来であった。

 

2 -so young blues- 堂本光一Kinki Kids

センターステージに階段が登場する。どうやら如恵留くんが階段を駆け上がったり、階段の一番上で寝ころびながらカメラ目線で歌う演出があったようなのだが、非常に通信環境が悪いところで視聴してたため画面が止まり、なぜか如恵留くんが階段頂上で倒れて絶命している展開になってしまっていた。未だに展開がわからないので円盤化を希望したいところである。

 

4 DREAMER 舞台「DREAM BOYS」

 前奏が始まると指揮棒をもった麗しい姿の如恵留くんが登場。さて、この指揮棒を取り入れたダンス・演出であるがジャニーさんが非常に気に入っていた演出の1つでもある。元ネタはマイケルのスーパーボウルの時の演出らしくこの映像を自宅でジュニア達に見せていたようである。

youtu.be  7:30~

 ジャニーズの中で指揮棒を取り入れた演出は多々あるのだが、今回の如恵留くんの指揮棒演出はかつて今井翼くんがMステで披露した「行カナイデ」のカメラ割に似ており、事務所はやはりこういった感じが好きなんだなとは感じた。

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 翼くんのソロコンでの行カナイデでは確かキスマイちゃんがヴァイオリンを弾く演出があって、指揮棒はコンサート用にちょっと太めのキラキラスティックみたいなのを振っていたハズ、、、

 

DREAMER 曲中の「明日へと かざしたこの手に」のところで、少年忍者の内村颯太くんと深田竜星くんが手を組んでひし形を作り出し、そのひし形の中に如恵留さんが映り込む演出があるのだが、この「ひし形」も非常に事務所に好まれる演出ではないかと思う。多々あるのだがその中でも有名なのはEndless SHOCKのオープニングのひし形だろうか。SHOCKのひし形に関しては、サカナクションのボーカルの山口さんがSHOCK観劇後にその影響を受けて、自身のコンサートにひし形の登場シーンを取り入れた話は非常に知られているかとは思う。

spice.eplus.jp

 そんなジャニーズっぽい「ひし形(SHOCKでは光一さんがひし形の中から登場)」の中に映る如恵留くんはこれでもかというくらいジャニーズらしさ満点でよかった。どなた様の振付かは調べていないのだが、振付されたかたに感謝申し上げたいところである。

 バックについた8忍者についてだが、ダンスに定評のある元木湧くん、安嶋秀生くんが如恵留くんの両脇についていたので、事務所的にもそういう評価であるのだろう。元木湧くんはわりかし事務所に推されている子(藪くんと舞台を共演するなど(中止になって観に行けなかったが))ではないかと考えている。彼をライブか何か生で見たことある人は分かると思うのだが、非常に舞台映えするというか観客の目に留まる子であるのは確かで、そういったところが事務所に評価されているんだと思う。知らんけど。彼のステージ上での目線の上げ方・下げ方は非常に目を見張るものがあり、このタイミングで目線を上げるのか!なるほどなであった。元木湧くんとは対照的に内村颯太くんはカメラアピールは秀でるものがあるし、お顔もゲンコツみたいに小さいのでテレビ向きなのであろう。アクロバットのイメージが強い安嶋秀生くんではあるが、私は彼の足の出し方、ダンスの時の手の形など細かいところまで意識の届いた踊りが非常に好みである。長くなるので他のバックの子はどこかで

 

5 サポーターズ( A.B.C-Z

トラジャも出演していたえび座の舞台テーマソング。トラジャファンはえび座に対し色々な思いがあるのではなかろうか。斯く言う私もそんな一人だ。サポーターズが披露された希望に満ちあふれていた2016年から一転、翌年のえび座は辛いものであった。”何人ジャパン”と揶揄されていた正にソレを自分の目で確かめなければならなかったし、メンバーが減った事実を上手く受け入れられず零れそうになる涙をこらえるために顔をずっと上げていたように思う。その後一緒に応援していたオタクたちは湾岸から翌年年末にかけてみんな事務所のアンチになってオタクを辞めてしまった。大好きな人が新しいパートナーと幸せになって嬉しい反面、なぜそれが私じゃないのかという気持ちが湧いてしまうから素直に応援できないと言われればかける言葉もない。サポーターズを聞くとあの時のオタクたちが今も元気にしているのかと考えてしまう。湾岸の冷たい椅子の感触と事務所の仕打ちが相まってあの冷たさを今も忘れられずにいる。

 

「だれ一人取り残さない」と掲げた如恵留くんが、サポーターズの歌詞にある”あの日約束した未来まで 今はまだ遠いけど いつか届く"と力強く歌っていた。近い将来それが叶うことを願う。そして後輩たちにはサポーターズと同じく西寺さんに作詞作曲をしていただいた『チカラノアリカ』をカヴァーしてもらいたい。どうぞよろしくである。

www.youtube.com

 

挨拶・MC

事務所がこのサマパラ配信のために自信満々に取り入れた”デジタルうちわ”が登場。”エルモのうちわ”を作ったオタクのことは忘れないだろうし、2部の「頭撃って」のうちわを作ったオタクのことも忘れないだろう。

 

6 Missing Piece (中山優馬) 振付:吉澤閑也

バックはあじー、青木姉さん、リアコくん、平塚くん、振付を閑也くんがしているのだが、私は閑也くんは屋良っちよりも千賀くんの影響を受けているのではないかと考えている。千賀くんはジャニーズきってのダンサーであることは周知の事実だと思うが、ジャニーさんも彼のダンサーとしての才能をかっており、一時は千賀くんをセンターに置いたグループを作ろうとしていたぐらいである。千賀くんはジャニーさんが好むマイケルに影響を受けた動き(千賀くんはマイケルへの気持ちが強すぎ、亡くなった際は非常に落ち込み、マイケルの墓参りまでしている)、バークレーショット、客席に向かって飛び出す動き、ウェーブを組み込み振付を構成しているのだが、今回の閑也くんの振付にもそれがみえたように思う。

www.youtube.com 千ちゃん振付

 

 7 TAMER 中間淳太ジャニーズWEST

以前からカバーしたい先輩の曲で候補に挙げていた TAMER。バックのジュニアの衣装は本家と同じ。本家さながらの皇帝感を醸し出していた。ダンスバトルシーンを見てトラジャがバックについたタキツバコンを思い出すなど

 

8 アンダルシアに憧れて (近藤真彦

マッチさんに作っていただいた金の刺繍の衣装で、尊先の東山さんを彷彿とさせる完璧なアンダルシアを披露。最後の地上2メートルほどの高さからのバク宙は川島如恵留ここにありという感じでよかった。

 

 

 

9 虹 (二宮和也) ピアノ伴奏:青木滉平
10 名脇役Sexy Zone) コンテンポラリーダンス:檜山光成

このあたりから仕事の電話やWeb会議で吊し上げにあっていたのか覚えていないのだがあまり見れていない。名脇役のダンスで利用したえんじ色の本が実は如恵留くんと光成くんの交換日記になっており、いきなり見開き5ページくらい書いてしまう愛が重い川島如恵留もさることながら、それと同じ量書いて返した檜山光成くんもかなりヤバいと脳にインプットされる。ただ如恵留くんが最後に檜山くんに書き残した「何があっても腐らないでね」は文章量より重い想いのこもった一文であったように思う。

 

メドレー(11~17は振付が手話) 

11 世界がひとつになるまでYa-Ya-yah
12 背中越しのチャンス (亀と山P)
13 愛のかたまり (Kinki Kids
14 オレンジ (SMAP
15 無限大 (関ジャニ∞
16 One Love (嵐)
17 世界に一つだけの花SMAP

 世界中でブームになったお家に居ようキャンペーン中にアイランドTVで披露していた楽曲たちを披露。『世界がひとつになるまで』については、サンチェが今のジュニアに「薮の思い出の歌だぞ!!!!」と言い放ったらしく一人で爆笑したことを思い出した。2020年はハッピーライブ以降にこの曲を何度か聴けて嬉しかった。思い出の曲である。

j-island.net

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 19 めの歌 (Hey!Say!JUMP)

もはやあの頃は世の中がこんなことになるとは思いもしなかったと過去に思い馳せる。東京ドームの強すぎる風を感じながらドアを出るのはいつになるのだろうか

 

22 夢のHollywood Travis Japan ソロ

ラヴィスの初のオリジナル曲。5人で披露した時の彼らの力強さに救われた人もいれば、7人で初めて2番を披露したときのコンサートでのあの歓声を忘れられない人もいるだろう。如恵留くんが披露したソロでの『夢のHollywood』は様々な思いが合わさったものであったし、ここでは語りつくせないので彼らがデビューしたときにお気持ちとして誰も読まない文章でも書こうかと思う

 

あとがき

 金髪にすることに後ろめたさを感じていたり、他のメンバーを目立たせるために控えめな行動をとってしまっているようで少々気がかりではあるが、彼が差し出した手を掴んだ人たちが想像もできない世界へと引っ張って行ってくれるのだろうし、それが確実にできる方だと思うので、遠く離れたところから細々と見守っていきたい。

 

他メンバーのサマパラの感想を書きながら鬱っぽさを打破したいのだが、昨今の状況も相まって事態が悪化しているような気もする  おわり