事務所 ほんまごめん

メモ程度に書きます

サマパラ2020 トラジャ 松田元太 感想

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『Summer Paradise 2020 俺担ヨシヨシ 自担推し推し 緊急特別魂』

online.johnnys-net.jp

元太くんのサマパラ感想を少しばかり

 

 

所感

ゲネプロ後の会見で、題名つけるとしたならば「GENTA WORLD!」とその世界観を表明した元太くん。画面越しのファンも一緒になって楽しめる参加型をコンセプトにしたようだ。そして今回は一番「歌」に注目してもらいたいということだった。この「歌」に注目してもらいたいの真意は測りかねるのだが、彼はダンスもお歌も演技もルックスも事務所のアベレージを越え万能型ではあるのだが、その愛くるしいキャラに注目が集まりやすいせいか世間に「歌が上手い人物」と認識されないところも少なからずある気もする。事務所は単独で舞台をやらせたりSHOCKのお仕事を任せているところから、彼がお歌もダンスも演技も出来る人物だと認識しているのは明らかなのだが、それを上手く世間にアピールできていたかというと非常に微妙なところかもしれない。アピールしなくても彼が才能に溢れていることは明らかだったかもしれないが。ファンは彼が全てにおいて才能を与えられた人物だと知っているが、今回のソロコン(彼が準備したセトリ)はファン以外の人に彼の才能の片鱗を示すものとなったのではないだろうか。

 

公演情報 Travis Japan 松田元

【配信時間】2020/8/4(火)12:00/15:00/18:00

【料金】ジャニーズジュニア情報局1,500円・一般 2,000円

【出演者】松田元太のみ(バックジュニア無し)

【グッズ】ミニうちわ・クリアファイル

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【告知】

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セトリ

1 Anniversary (KinKi Kids
2 薄荷キャンディーKinKi Kids
3 ボクの背中には羽根があるKinKi Kids
挨拶・MC
4 Dreams come true (Hey!Say!JUMP)
5 Last Dance (Hey!Say!JUMP)
6 PINK 八乙女光(Hey!Say!JUMP)
7 GIFT (Hey!Say!JUMP)
MC
8 青の時代 (KinKi Kids
MC(生着替え) 12時公演見学:吉澤閑也(声のみ)
15時見学:川島如恵留中村海人(声のみ)
18時見学:宮近海斗・松倉海斗・佐久間大介・ラウール(声のみ)
9 マイガール
10 Power of the Paradise (嵐)
11 キャラメル・ソング (嵐)
MC
12 まいったネ 今夜 (少年隊)
13 ABC (少年隊)
14 What’s your name? (少年隊)
15 stripe blue (少年隊)
16 バラードのように眠れ (少年隊)
17 封印LOVE (少年隊)
18 Baby Baby Baby (少年隊)
19 HEAVEN (少年隊)
20 愛のかたまり (KinKi Kids) 歌なし、コンテンポラリーダンスのみ
21 Family〜ひとつになることKinKi Kids
挨拶・MC
22 Together Now Travis Japanオリジナル曲 メンバー全員への映像あり

 

雑感

 お家に居ようキャンペーンが始まってから在宅というか仮住まいをしているホテルでテレワークをするという快適ライフを続けていたのだが、8月初旬は会社へ行って気の重い仕事をこなさなければならずハッピーな気持ちで観れたわけではない。だが、サマパラが始まった頃にインド人の同僚が贔屓にしているインド料理屋の店長が配達がてら現れ、巨大な画面に映し出されうる元太くんのオープニング衣装を見て「わーこの衣装インド人みんな好き。(衣装を)作った人絶対インド人だね」とテキトーな事を言い出したので、これぐらいテキトーに生きていかないとダメだなと思い直し落ち着いて鑑賞できた。いつもテキトーな事しか言わないこのインド人であるが、カレーのシミ(ターメリック)は紫外線に弱いから太陽光に当てれば染みが消えることを教えてくれたりと、極たまに感謝はしている。すぐに人をクビにするし血も涙もない会社ではあるが、従業員が楽しく働けるようレクリエーションルームに100型TVを用意し、オタクがいつでも好きな時間にコンテンツを見られるようにしているところだけは感謝している。ただ会社はみんなでスポーツ観戦をしながら社員の交流を図って欲しかったのだろうが、もはやヅカオタとハロプロと声優のオタクが推しの引退コンサートを嗚咽しながら観るためにしか使っていない。それでは雑感を

 

1 Anniversary (KinKi Kids

「歌」に注目してもらいたいと彼が言っていた通りとなったオープニングだったのではないだろうか。メインステージでピンスポットに照らされた元太くんがアカペラで『Anniversary』を歌い始め、会場全体(画面越しのオタクの部屋を)美声で埋め尽くした。 彼自身この曲に思い入れがあり、2013年の少クラで初ハンドマイクで披露、2015年のクリエでは「いつも応援してくれてるファンのみんなに感謝の気持ちを込めて歌います!聞いてください」と言ってから歌った大切にしている曲である。彼を長年応援している人にとっては彼の成長を感じれる曲でもあれば、初めて彼の歌声を聞いた人にとっては彼の本来の力量を感じれるオープニング曲になったのではないだろうか。ところで、オープニングに着用していたスパンコールびっしりでお金のかかった「金」のロングコートの衣装の出所が分からないのだが、お下がり?新衣装?誰か教えてはくれぬだろうか。自分のジャニーズへの体力の衰えを感じざるをえない。

 

2 薄荷キャンディーKinKi Kids

またおKinKiさんの曲が来るとは思わなかったので少しびっくりはしたが、またもや彼の「歌」の力量を存分に発揮した曲だったのではないだろうか。この曲は知っての通り難しく音楽的センスを問われる歌ではあるが、音を外すこともなく非常に上手に歌っていた。後輩でこの曲のカヴァーと言えばSUMMARYと周年のKinKi Kids Partyでこの曲を披露したジャニーズ歌うま王のまっすーなのだが、その牙城を崩すと言ったら言い過ぎなのかもしれないが、声の伸びなど見せ場を作ったのではないだろうか。(KinKi Kids Partyは光一さんのバックで体育座りするタッキーと勝利くんというジャニーのスペオキ奇跡の共演シーンがあったり非常に面白かったのだが、、円盤よ)

元カレ DVD-BOX

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  • 発売日: 2003/11/19
  • メディア: DVD
 

 ドラマ挿入歌:薄荷キャンディー 薄荷とはほど遠いイライラするドラマ、、、好きです

 

3 ボクの背中には羽根があるKinKi Kids

前奏で踊る元太くんを背後からライトを当て、本当に羽があるかのように神々しい様であった。Aメロから一転してメンカラの「青」に切り替わり、歌詞の「照れてるとき髪かきあげる」で彼の特徴でもある髪をかき上げるしぐさ通称「かきあげんた」を披露していた。ベタではあるが客は盛り上がったであろう。終始元太くんのお目目がキラキラであった

 

4 Dreams come true (Hey!Say!JUMP)

 MCで画面の前のみんなも歌って踊って夏を感じましょう的な煽りをしてから始まった曲はバックにつかせてもらったジャンプの曲たちであった。入所してすぐについたジャンプのバックでこの曲を踊っていた彼がこの曲を選んだことに少々感傷的な気持ちになってしまったのだが、終始ジャニー好みの曲だなぁと思った次第である。ジャニーさんはCome On A My House(2013年)あたりまでは比較的熱心にジャンプに関わっていたのだが、方向性の違いで彼らとの縁をぶったぎるのだが、そういうところホントジャニーさんぽいなとか色々思いながらジャンプメドレーを観ていた。ジャンプがジャニーさんと仕事をする世界線も見たかったようにも思うが、最近の楽曲の提供者や柔軟なプロモーション活動を見る限り離れた方が良かったように思っているのだが、ファンの人はどうお感じなのだろうか。

 

5 Last Dance (Hey!Say!JUMP)

元太くんがジャンプのPARADEコンで一番好きな曲を挙げていた『Last Dance』最後とは言わず、ずっと踊っていてくれ~と言わせんばかりの魅せる踊りとカメラ割であった。背景に浮かんだ満月に照らされる彼は美しかった。どうでもいい話をするのだが、滝沢さんって一時期「月」の写真を撮っていてご自身の作品(たしか2018年の歌舞伎のポスターの月?ごめんわすれた)に昇華しているのだが、ちょくちょくジュニアのライブに出てくる「月」は滝沢さんが撮ったものなのか誰か教えて欲しい。

 

6 PINK 八乙女光(Hey!Say!JUMP)

ツアーで仲良くさせてもらった光くんに「サマパラでやるいい曲ないですか?」と聞いて勧められた曲をチョイス。無駄に年を重ねたおババなためこの曲の演出について言及するのは犯罪であるので避けるが、ダンスと腰振りが分離せず、腰振りが自然なダンスの流れで表現していたことがとても良かった。事務所はとりあえず腰ふっとけ的な指導があるのでジュニアの中には動物の交尾かと思わせる勢いが良すぎる腰振りをする子がいて頭を抱えるよりは笑ってしまうのだが、元太くんの踊りは非常にスマートであったように思う。そしてファンの方は楽しんだであろう。

 

8 青の時代 (KinKi Kids

椅子に腰かけしっとりと歌い上げる。元太くんからは「とにかくファンのみんなの前で歌いたかった」とのメッセージが。『青の時代』はたまにジュニアにカヴァーされたりはするのだが、元々は堂本剛くんが若かりし頃にされていた青春三部作『若葉のころ』『青の時代』『Summer Snow』のドラマ主題歌の1つである。ジュニアにカヴァーされるたびに、ジュニアの子たちはこの重苦しいドラマを見たことはあるのかな?なんて思うのだが実際のところどうなんだろうか?湧き上がる憎しみとは対照的に表現されるピュアな恋と残酷までに主人公を苦しめる社会の現実が描かれるのだが、あの時代はそんなドラマばっかりだったようにも思う。当時のこのドラマ三部作にもろ影響を受けたKAT-TUNの上田くんはNHKのリハ室のピアノでこの曲をを弾くのだがサンチェにうるさいと殴られる、それが『青の時代』である。

若葉のころ DVD-BOX リニューアル版

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  • 発売日: 2006/10/27
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青の時代 DVDBOX(パッケージリニューアル版)

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  • 発売日: 2006/11/24
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Summer Snow BOXセット [DVD]

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12~19 少年隊メドレー

12 まいったネ 今夜 (少年隊)
13 ABC (少年隊)
14 What’s your name? (少年隊)
15 stripe blue (少年隊)
16 バラードのように眠れ (少年隊)
17 封印LOVE (少年隊)
18 Baby Baby Baby (少年隊)
19 HEAVEN (少年隊)

 正直なところ元太くんが少年隊メドレーを披露する?少年隊の曲を8曲も披露するとは思ってもいなくてとてもびっくりした。2018年のハピアイの時はSHOCKの稽古があった為に参加できなかったので、舞台で元太くんが『まいったネ 今夜 』を披露しているのを見れてとても嬉しかった。これほどまでに少年隊メドレーをやったのは、嵐のファーストコンサートだけじゃないかと思うのだが、どうなんだろうか。一番思った事なのだが、元太くんと同じ年頃のファンの方は少年隊の曲はなんとなくは知っているけど、実際ライブで披露されてもペンラの振り方がわからなくてちょいっと盛り下がってしまうかな?と思う。だが、今回は配信だったこともあり、会場の雰囲気に飲まれず、思う存分少年隊メドレーを披露できたのはすごく良かったのではないかと思う。

嵐 FIRST CONCERT 2000

サクセスストリート
少年隊 2ndアルバム「翔 SHONENTAI」収録曲
サマならサンバ 
少年隊主演 舞台「PLAYZONE'89 Again」挿入歌
あなたに今GOOD-bye - 
「少年隊」収録曲
あいつとララバイ
「少年隊」収録曲
・ONE STEP BEYOND 
少年隊 1stシングル「仮面舞踏会」カップリング
まいったネ今夜
少年隊 15thシングル
Super Star 
少年隊主演 舞台「PLAYZONE'90 MASK」挿入歌
Cool 

 曲のチョイスがジャニー臭

 

そして今回元太くんが着用された衣装は少年隊が1992年の紅白で東山さんが着用した衣装だった。少年隊の衣装だが、東山さんの意向でアーストンボラージュが手掛けた衣装が多い。かっちりしていて重さがあり、踊るのが困難だったと後で明かされたりしているのだが、ドレスアップした衣装が似合う少年隊にぴったりの衣装であったのは間違いない。

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引用:ABC [EPレコード 7inch]

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この衣装ただただ性癖である

少年隊担のお姉さまから1987年から1990年あたりの雑誌を頂いたこともあり、どの衣装がアーストンボラージュ作なのか調べようと思って早1年。お前はこの1年何をしていたんだと政府に対して思うようなことを自分へも言いたいところだ。調べてブログに追加したいところである。

mihiromemo.hateblo.jp

 

元太くんが少年隊メドレーを踊る事によって、彼の非常に正確な踊りがより目立っていたように思う。Baby Baby Babyでは東山さんっぽい手の伸ばし方、拳の握り方、片足でリズムをとる様がありよかった。そして封印LOVEなんだが、これはどなた様のアレンジだったのであろうか?「天才」を差し上げたい。そして『HEAVEN』なんだが、寺田創一さんが編曲されてたと知らなかった。寺田さんが好きでRainbow Disco Club や出演されているクラブによく遊びに行ったりするのだが、全く存じ上げていなかった。日々勉強である。

 

 20 愛のかたまり (KinKi Kids

終盤に歌無しのガッツリコンテンポラリーダンスを持ってきて、さすが踊りに軸をおいているTravis Japanの一員である。疲れも見せず優雅に踊る彼の姿に心奪われた。最近のジュニアはヒップホップ育ちの子が多く前傾姿勢でリズムをとる子が多いので、コンテンポラリーダンスをしてもどこか嵌っていない子が多いのだが、元太くんのダンスは誰の目から見てもレベルの高い完成されたものであったように思う。言いようによっては弱点と捉えられるかもしれないのだが、「クセ」のない踊りが出来るのは非常に強みなんじゃないかと思う。踊っている人の感情が押し寄せてくるようなダンスではなく、観ている人の気持ちに沿う優美な踊りであったと思う。非常に好きである。

 

21 Family〜ひとつになることKinKi Kids

この曲を選んでくれたことに感謝である。スタンドマイクを両手に感情を込めて、ファンのことを思って歌ってくれたように思う。

 

あとがき

ただただ想像に過ぎないが、元太くんの事を応援している方・ファンの方は今回のサマパラでの彼の姿に、自分が好きになったきっかけの元太くんの姿があったのではないだろうか。そして、より彼のことが好きになった瞬間があったのではないのだろうか。また彼が歌った曲たちは、彼が影響を受けた先輩方への感謝やいつも応援してくれているファンの方を想った選曲が多く、彼の人柄が出たサマパラだったように思う。MCも元太ワールドで他の人にはない個性的なものであったと思う。これからも多くの人を虜にするステージをたくさん生み出してくれるのだと確信したサマパラであった。おわり