事務所 ほんまごめん

メモ程度に書きます

2重マスク姿の戸塚祥太に沼落ちした友人を、恋を読むinクリエ 『逃げるは恥だが役に立つ』に連れて行った話

シアタークリエ 恋を読む inクリエ『逃げるは恥だが役に立つ』

観劇してきましたので少し感想を(いつものごとく長い)

 

友人からとっつーが気になると連絡が?

同行予定だった私のほぼいない友人の中の一人の滝担がワクチン大規模接種会場の問診のバイトが入ってしまったがために同行できなくなり、同行者を探していたら毎日フル装備でコロナ患者を診ている看護師の友人から突然の連絡があり、、、

友人「2重マスクしてるジャニーズの子いるよね~」

私「????ん?」

友人「ジャニーズ嫌いだけど、好きかもしれん」

私「????ん?2重マスク??」

f:id:mihiromemo:20210815205650p:plain

2重マスク?ん?もしかしてABChanZOO???ん?確かに、確かにあれは2重マスクなんだけど、、、心が痛い、、、企画で作ったオリジナルマスクが縮んでしまって、もう1枚マスクをしなければならなくなっただけの気がするんだけど、、、待てよ(ちょ待てよ~)もはやあの企画は、後に2重マスク姿を世に示すことを想定した神企画だったのか??テレ東天才!?(知ってた)

 

はじめはジャニーズ嫌いな子が「マスク」をきっかけにジャニーズに興味を持ったことがおかしくてゲラゲラ笑ってたんだけど、心底ジャニーズが嫌いな子がマスクを付けてるだけで好意を抱いてしまうって、、、それってとっくの昔に限界越えちゃったんだなと、、、毎週2重マスクしている姿を見るためにだけにTVをつけ、それを支えに毎日頑張ってるって言われたら泣いちゃうよね(お前が泣くなよ、すみません)ここ最近は、私ですらちゃんとマスクを付けてる人に好感持ってしまう状況だし、おKinKi様の考え方がなぜ事務所の基本方針にならんのかとモヤッたり、あと木村拓哉さんが周りの人がマスクをしていない時は意地でもマスクを付けている姿を見て、ファンクラブに入っちゃいそうだし(動機が単純なバカですみません)

 

えびの二重マスク姿を見て、とにかく顔が好みという理由から戸塚さんに興味が出て、戸塚さんのブログを読みたくなり即座にじゃにーずうぇっぶ(CV:つーこさん)に金を払い、そこで戸塚さんがアップしたプライベートの二重マスク姿を見て沼に片足を突っ込んだらしい。2重マスク姿で沼るなど世も末である。(戸塚さんって2010年の革命、2012のジャニワの稽古でも二重マスクでしたよね?)

 

ウレタンマスクの人を見かけたら、スクショした戸塚さんの二重マスク姿を見て目を浄化していた友人ですが、一気に感染者数が増え「もう無理、ウォーーー」と叫んでいたので、一度全てを忘れてとっつー観に行こ!!と誘い、とっつーを観にクリエに行くことに。友人を誘い出すときに「コロナ禍になって一度も遊びに行ってない人間が会いに行く人物として、戸塚祥太ほど適した人間はいないから安心して」と伝えたら、「お前誰やねん」とツッコむぐらい元気を出してくれ、私は安心しました。ほんとに。

 

とっつーを観に行くついでに、全てを忘れ少しでもリフレッシュをしてもらいたかったので、医療従事者支援プランがあるプリンスホテルに寝るためだけに泊まってもらいました。私は宿泊せずお金を払っただけなので分からないですが、とっても温かくホテルの方が迎えてくださったそうで、一輪のお花とメッセージをいただいたそうな、、、感謝。ほんとはねぇマッサージも受けてもらいたかったけど、コロナ禍じゃなかなか難しいですね。

www.princehotels.co.jp

大学病院とか(共済組合)の方は、KKR系列も医療従事者プランがあります。素泊まり二千円です。9/30まで使えます!!ホテルの回し者ではありません!!それでは感想を

 

感想

FCは普通に外れましたが(えびのツアー前半・後半も全部外れたけど、はぁ?事務所)東宝ナビサーブとアミュモバが活躍してくれました。率直な感想として「面白かったな」と。というのも、今回のキャストが俳優・アイドル・声優・コメディアンで構成されていて、各々のスペシャリストがぞれぞれの分野の特性を生かしたアプローチで「朗読劇」に取り組まれていてとても良かったなと(声優さんと俳優陣の息遣いの違いを感じれたり非常に興味深かったです)。お客さんも各ファンで構成されていて、普段なら巡り合わない方々が一心に同じモノを観れるのは舞台の良さかなと思ったり。ジャニーズもそうだと思うけど、自分とは違うバックグラウンドを持った方、ここで笑うの?泣くの?と自分とは違う感性を持った方々と観劇できる環境を大事にしていきたいなと思った次第です。それでは内容を

 

キャスト

8/13

戸塚祥太(津崎平匡)大原櫻子(森山みくり)

梅原裕一郎(風見涼太)シルビア・グラブ(土屋百合)

 8/14夜

戸塚祥太(津崎平匡)大原櫻子(森山みくり)

水田航生(風見涼太)友近(土屋百合)

舞台のセットはプロモ動画と同じ

www.youtube.com

 

恋を読む???

逃げるは恥だが役に立つ』の作者の方は昔からマイノリティのあれこれを丁寧に描いてこられた方で、この作品も大学院を卒業した女性が企業雇用から外され主婦にならざるおえなくなる、マジョリティの中に発生したマイノリティに焦点が当てられた物語。人によっては「恋」の物語ではなく、もしかしたらこれは私の話なのかな?と思いながら観ていた人も少なからずいたのかな。「みくり」は大学院まで進学したのに就職活動に全敗し、派遣社員になるも派遣切りにあうという設定は、おそらくリーマンショックによる経済不況で就職先がなく、新卒カードという人生で一番強いカードを使うこともできず初めから非正規として働き、そしてその非正規の職さえをも失ってしまった女性を指しているんだよなぁと。戸塚くんと同世代の子はまさにリーマンショックによる就職氷河期の世代だと思うので、グサグサ刺さりながら観ていた人もいるのではないかと思う。

 

みくり役の大原櫻子ちゃんがかわいい

ドラマ版の「みくり」は派遣切りにあい社会から経済的に疎外されて確かに不憫なんだけど、心理学を専攻したから相手の心理は読めるけどそれをコミュニケーションに活かせない不器用さや、自己肯定感は低いけど自己評価は高いから自分の意見は曲げられない人物で少々面倒臭い印象で描かれていたわけですが、大原櫻子ちゃんが朗読劇で「みくり」を演じると、それはそれは健気で、彼女は彼女なりに一生懸命で、愛することにも愛されることにも実直な人物として感じられてすごいよかったかなと。

まぁねぇ、櫻子ちゃんがかわいい。本当に可愛い。「みくり」のまっすぐな思いを伝えるときは台本から目を離して客席を見つめてセリフをいったり、驚いた表情だったり、照れているときの顔だったり、もう100点満点ですわ。とっつーと櫻子ちゃんが共演したドラマ『この声をきみ』を思い出したり、少々感傷的にもなったり(なんで??)

www.nhk.or.jp

 

二人の風見涼太

個人的には今回一番面白かったポイントかな?とっつーのヅラもなかなか面白かったけど。姿を拝めなかったファンに向けてブログに写真を載せてくれて優しいよね。お顔と同じぐらいお心が良いのでとりあえず拝んじゃうよね。この世に存在してくれてありがとう。

さて、声優の梅原裕一郎さんが演じる風見は、イケボイスで包み込み優しさ満点の男で女の子の話を「うんうん」聞いちゃう感じで、恋愛経験がない子はこの優しさを「好意」や「愛」に勝手に変換しちゃってややこしくなるやつじゃんとか思ったり。一方アミューズ俳優の水田航生さんは情熱的で、、、風見が情熱的?それは風見なのか?って感じなんだけど、めっちゃ風見で、俳優さんってすごいなぁと。想像できないイメージを見せてもらえる、心地よい違和感を味わえる舞台はいいなぁと。水田くん、今度優馬くんと舞台するからとても楽しみです。

pandemonium-rock.com

 

呪いを解くのは 

 今回この舞台はみくりと百合ちゃんの会話から始まり、そこで百合ちゃんが「私なんて処女のまま閉経した52歳」というワードを発するのですが、なかなかパンチある言葉だなぁと。毎月生理が来るたびに「お前は女だ」と意識させられる一方で、仕事では「女のお前に何ができる」とか「女じゃ話にならん」みたいに女の存在を無いものとする環境で生きていかないといけない働く女の人生。

 

シルビアさんの百合ちゃんは、すごいパワフルだからこそ、百合ちゃんが持っている繊細さが際立ってすごい良かったです。

【以前デートした男性が19歳年下と結婚した場面】

百合ちゃん:男はいいよね~自分の娘ぐらいの年の子と結婚しても羨まがられるだけで、私が19歳年下と付き合ったら私も相手も周りに笑われるだけ。

風見:年齢ってそんなに大事ですか?

百合ちゃん:そこなのよね。人生勝ち負けじゃなくて味わうものだって年を重ねるとわかってくるの。私は独身で子供も生んでないけど、楽しく暮らしてるし、それで安心する人もいるんじゃないかなって思ったりね。年を取るのが怖いっていう人に、あの人がいるじゃないって、安心するような存在になれたらなって。そういう人、世の中に必要でしょ?結婚してないとか、子供がいないと不幸っという強迫観念から若い女の子を救ってあげたいなって。

風見:そんなこと言わないで。

百合ちゃん:えっ

風見:そんな顔しないで、そんなふうに泣かないで。

百合ちゃん:わたしなんか変な事言った??なんで泣いてるの私、、、

風見:大丈夫だから、、、

私の働いている会社は独身の女性が多いこともあってか、「結婚するのが当たり前」「女性はみんな結婚したいと思っている」的な考えがない環境なので、非常に働きやすいのですが、それもこれも百合ちゃんみたいな女性が開拓してくれたからなんだなぁと思いながらこのセリフを聞いていました。わたしも働く独身女性なんですが、ここ数年は「輝く女性プロジェクト」「若手女性活用プラン」のような男が女を使って楽しよう的な勉強会に会社の命令で参加させられ霞ヶ関に連行されたりしてるけど、一切賃金が発生しないし、ほんと勘弁してほしい。輝きたくもないし、細々とジャニオタさせてほしいだけなんだが、、、

 

レアなとっつーが見れた

戸塚さん、今回の「朗読劇」に今一つ手ごたえを感じないまま初日を迎えた感じがあったのですが、戸塚さんの「もっと感情を体で表現したい」「もっと間を置きたい、動きたい!!」という心の声と、平匡さんが上手く気持ちを発せれないもどかしい様子が相まって「平匡さん、ちょーめんどくせー」感が増して中々良かったです。手ごたえを感じていない戸塚さんってレア?と思いながら観ておりました。えび担さんの中には橋本良亮くんの主演朗読劇『ピース』で朗読劇ながら表情豊かに、そして動き回るはっしーを観劇した後に逃げ恥を観劇された方も多くいらしたと思うので、「朗読劇」の演出ってほんと幅広いなと思われた方もいるのでは?

 

ヅラに黒縁眼鏡をかけた戸塚さんは、台本を両手で持ち、終始台本から目を離さず姿勢よく朗読し続ける演技をされていたのですが、それは平匡さんが傷つくことを恐れ女性と関わらないようにバリアを張り、1ミリも傷つかずに済む自分だけの空間を作り出した様子のようで非常に良かったなと。戸塚さんの平匡さんはほんとに、貝のように心を閉ざしていて、一瞬たりとも観客に視線を向けず台本をずっと見ていて、こんな貝男の心を開こうと思ったみくりすごいな~なんて思いながら観ていました。ただ、わたくしとっつーの顔を拝みたい系の人間なので「とっつーよ、その麗しいお顔を見せておくれよ」と思ったり笑 でも台本に顔を向けてる戸塚さんの長~いまつ毛を見れたり、台本に自分が読むところと相手が読むところを黄色とピンクのマーカーペンで色分けしてたところを確認はできたので非常に満足しました。

 

風見さんから結婚生活はどうかと聞かれた平匡

風見:結婚って何のメリットがあるんだろう?って思ってしまうんですよね。料理は基本ささっと自分で作るし、忙しければ外食で済ますし。趣味もあるし、友人もいるし、寂しさを感じるよりも一人いてでほっとする時間の方が多いし。正直、津崎さん(平匡)って結婚しないじゃないかと思ってたんですよね?

平匡:ひぇえ!?

風見:結婚して良かったこと、ありました?

平匡:家に帰った時、自分が灯を付けなくても部屋が明るくて、「待っててくれる人がいる」とか。一人で何でもできるけど、でも「安心」って実は人が与えてくれるものなんだって思ったんですよ。風見さんはないんですよね?結婚願望。風見さんなら相手には困らないんじゃないですか?

風見:結婚かぁ、役に立つ相手とならしてもいいですけど

風見ちょーきらいだわ笑 戸塚さんの「待っててくれる人がいる」の言い方が、平匡さんの13年に及ぶ一人暮らし生活を脱して得た感想そのものでとても良かった。溜めつつ、ゆっくり、やわらかくってな感じで

 

契約結婚とバレないように、下の名前で呼び合うことにした平匡とみくり

みくり:じゃあ、今日からは下の名前で呼び合うことにしましょうか。

平匡:、、、はい

みくり:平匡さん、、、なんか照れますね

平匡:じゃあ僕は、み、みー、みく、み、みく

みくり:平匡さん!!あともう一息です

平匡:み、み、みく、みー、みく、みく、みくりさん

みくり:はぁぁい!!!やりましたね

平匡:やってやりました!!

みくり:これで夫婦に見えますかね?もう一度

平匡:みく、みく、みくりさん

と、ととと、と、と、とつかさん、、、かわいい

 

みくりが風見さんの家へ家事代行へ行ったことに嫉妬する平匡のシーン

風見:昨日来てもらいましたよ

平匡:、、、そうでしたね

風見:家がきれいで、ご飯もできてるっていいですね~牛肉と大根のカレーなんて初めて食べましたよ。

平匡:、、、そうですか(棒)

平匡心の声:牛肉と大根???そんな手料理作ってもらったことないんですけど!?

風見:夕ご飯が楽しみだなんて久々だな~でも津崎さんはいつでも出来立てを食べれるんでしょ?僕の家は炊飯器がないからご飯はレンチンだし

平匡:炊飯器を買ってみくりさんが一番初めに作ってくれたのは炊き込みご飯でした(♡)

風見:炊き込みご飯いいなぁ炊飯器買おっかな、そしたら僕も作ってもらえますかね?

平匡:結婚したらいいんじゃないですか?家事代行でなく、風見さんならどんな女性でも選び放題でしょうから。

風見:僕はそんなモテませんよ。それに結婚って面倒臭いでしょ?お互いの責任を曖昧にしているから問題が起きるし、そもそも結婚ってお金だけじゃなくて時間も気持ちも持っていかれるのが疲れるんですよね。でも津崎さんとみくりさんの関係(契約結婚)を聞いて、自分が求めていたのはこれなんじゃないかって!!

平匡:風見さん!!ここ職場だから。職場ではなるべくこの話はしない方向で!!(イライラ)

平匡さんの女性に無縁だったコンプレックスが炸裂し始めるシーンなんですが、ここの掛け合いがすごくよかったなと。平匡さんの僕のほうがみくりの事を知っているぞという見栄が感じられる朗読の仕方や、急に風見というモテの象徴に怯んで落ち込んだ様子の朗読も良くて、、、平匡めんどくせーが表れていて面白かったかなと。

 

牛肉と大根のカレーの件で心を閉ざした戸塚祥太(平匡)のシーン

みくり:今日はカレーです

平匡:(今日の夕ご飯)なんでカレーなんですか?

みくり:えっもしかしてお昼カレーでした?

平匡:いえ(棒)いただきます、、、チキンカレー??

みくり:お昼にチキン南蛮とかでも食べました?

平匡:いえ(棒)

みくり:ビーフの方がよかったですか?

平匡:、、、

みくり:平匡さん、、、顔が死んだみたいになってますけど

平匡:死んでません(棒)生きてますよ

みくり:牛肉と大根のカレー?

平匡:えぇ?

みくり:風見さんに聞きましたね?昨日のメニュー!!風見さん何か言ってませんでしたか?

平匡:喜んでましたよ(棒)

みくり:ホントですか!?よかったぁぁぁぁ~

平匡:代わってもイイデスヨ。

みくり:えっ?

平匡:みくりさんにとって両方の家へ行くのが都合がよいなら、風見さんと立場を交代しても構わないですよ。僕といるより風見さんといるほうが楽しいでしょうし。

みくり:言い方、、、ずるくないですか?

平匡:は?(ちょいキレ)

みくり:私のためとか言わないでください。平匡さんはどうなんですか?平匡さんの気持ちを聞かせてください。

平匡:僕はーどちらでも、、、構いません。

みくり心の声:じゃ、風見さんのところへ行きますといっても引き止められることはないんだろうなぁ。そして何食わぬ顔をして心の扉を閉める。はぁもうどうしたらいいんだろう、、、データ、もっとちょっとデータが欲しい。

みくり:平匡さんって振られたことあるんですか?

平匡:何ですか急に?

みくり:いえ、ちょっと

平匡:詮索するのも分析するのも止めてください!!

みくり:すみません

このシーンの戸塚くんの「貝」具合がとてもいいなと思ったんですが、みくり、、、だいぶヤバい奴じゃん!! 話の流れもなしにぶっこむ、この質問したら相手はどう思うかな?っていう視点が全くないのやばすぎるし、心理カウンセラー向いてなさすぎるし、どう考えてもみくりは仕事できない子で苦労しただろうなと思うと観ている我々の方が逆に辛くなる展開に、、、人の気持ちが理解できないから心理学を勉強したいと思ってしまったのかもしれないなぁと思うと、これまた辛い

 

ほかの感想

逃げ恥の見せ場のハグのシーンは、平匡とみくりが一つの台本を二人で持って表現したり、平匡さんがおもわずみくりにキスしてしまうシーンはキスしている風に重なる感じで表現されていました。少し気になった点としては、平匡さんとみくりが初めて一線を越えようとしたときに上手くいかなくて、平匡さんが「半分しか勃たなかった、みくりさんに触れて、みくりさんに触れられて、、、なのに半分しか勃たたなかった。死にたい。半分しか勃たなかった俺には、何もわからない」と大きな声で叫ぶのですが、この演出は正しかったのか?と思うわけで。平匡さんの心の叫びを表現しているのは分かるんだけど、世の中にはアイドルにちょっとエッチな言葉を言わせようとする演出家がいたり(CMとかで女性アイドルに、いっぱい出たね?とか言わせたり)、推しから性的な言葉を聞いてオタクは喜ぶんだろうと足元をみてくるプロデューサーもいるわけで、今回のこの演出は少し足元見られた気がしてイラっとしたんですがみなさまいかがでしたでしょうか?ドラマ版もそんな感じだったように思うし、朗読劇もそれを踏襲するのはいいんだけど、せっかくの朗読劇なんだから表現の方法をもっと変えてもいいんじゃないかと思ったり。だけど、ってかどっちやねんという話なんだけど、この勃たなかった~のセリフ回しがすごく戸塚さんで、今回の逃げ恥のなかで一番良かった気もして、、、それは、椅子から離れ、台本は持っているものの立って思いっきりセリフを言えたからなのかもしれないんだけど、戸塚節がきらめいていてすごく良かった。だからこそ、なんか違う演出はなかったのかと思ったりしたわけで、、、わたくし頭のイカれたオタクなもんで、「オタクはこういうの喜ぶんでしょ?」的な演出がムカつくし、アイドルが変な形で消費されちゃうのは嫌だな~と。だから今回も「ん?」と思ってしまった。何度もいうけど、戸塚さんはめっさ良かったんだけど。

www.youtube.com

 

友人の感想

感染対策で直接は話さないことにしていたから後から電話で感想を聞いたんだけど、「ジャニーズ舐めてたわ。戸塚さん、今までみた人間の中で一番鼻がシュッとしててびっくりした」とか言ってた。わかる~

彼女はジャニーズのこと嫌いな人で何かのオタクでもないから、今まで同行した人からは言われたことのない質問や感想があって、、、「ジャニオタって舞台の時もずっと推しの顔を観てるの?」って言われて、わたしは気持ち悪いオタクだしずっと顔を拝んでいるから「うん」って言ったら、ドン引きしていた(他の人はどうしてるの?見てないの?)。「戸塚さんって軟らかそうだけど硬派な感じがするし、堅あげポテト系だね」って言われ、世の中にジャニーズというか戸塚祥太のことを「堅あげポテト」と評する人間がいるのかと驚き、、、そもそも堅あげポテトは自ら望んで堅くなったのではないと思うし、硬派=堅あげポテトではないし、どちらかというと戸塚さんはハッピーターンだろ、軟らかいけど忘れることのできないあの魅力的なパウダーを身にまとったハッピー王国の王子プリンス・ハッピー・ターン・パウダリッチ様なの!!プレゾンで観客のマダムを抱きしめたり全てが王子様なの!!マダムキラーなの!!と言い返したり、なんかよくわからん会話をしまくって終わってしまった。なんてしょうもない、実りの無い会話なんだと思ったけど、コロナ禍でこういったどうでもいい話をすることが極端に減り、毎日なにかしらの正しさについて考える日々が続いていたので、しょうもない話最高だな、ジャニーズ良いなとか思った(え?結論それ?笑)プレゾンで戸塚さんがマダムばかり抱きしめたのって何年でしたっけ??2008?もっと前?観客のタオルを借りて汗を拭って返すとかもありましたね、懐かしい

 

友人はやっぱジャニーズ苦手だから、茶の間の戸塚担として活動していく宣言をしていたけど、ワンモアが好きすぎてブルーレイ買ったり、密告はうたうを見るためにWOWOW契約したりしていて、積極的茶の間戸塚担になっていた。

 

ジャニーズにとって茶の間のみなさんの存在はとても大きいと私は考えているし、茶の間の皆さんを納得させなければテレビにで続けることなんてできないし、いろんな番組に呼んでもらうには実力がないと難しい。そんな中、河合くんが毎日毎日休みなくバラエティーに出て、茶の間の方々に受け入れられきていることがとっても誇らしいし、少年俱楽部でジュニアの子に「家族構成聞いても大丈夫?」と断りを入れてから質問している河合くんを見て、ホントに素敵な人だなと思った。こうやって河合くんは世の中を少しでも良い方向へ変わるように働きかけているんだなと思い、わたしも頑張らないとなと、元気が出た。ほんと仕事が何一つ上手く行っていないし、電車は延着するわ、おにゅーのストッキング破れるわ、チケット当たらんわで泣きそうだけど、頑張らなね。来月海外出張らしいねんけど、死んだらどうしよ、10周年までは生きたいのですが。

 

友人がジャニーズを嫌いなのは容姿いじり・年長者いじりをする・自分より下の人はバカにしてもよい風潮があるからというご尤もな意見なので、異論はないし、そう感じても仕方がない事案はいまでもたくさんある。どうにかならんかと思うが、どうにかなったことはない。友人が長く戸塚さんの事を好きでいられる環境が続けばいいなと思う。そして一人でも多くの人が健康で心穏やかに過ごせるようになることを願う。 おわり

 

 

 

 

今回の流れをブログに書いていいか聞いたら「え!?お金にも何の役にも立たないことに時間を割ける人間だったの?信じられない」と言われたけど、わたしもそう思う。でもコロナ禍で見た舞台の感想ぐらいは書いておこうかなとは思ってる。何かの役に立つわけじゃないけど。