事務所 ほんまごめん

メモ程度に書きます

下積み時代が長かったジャニーズ Kis-My-Ft2編

 

KAT-TUN 上田くんに引き続き、今回はKis-My-Ft2の玉森くんのデビューまでの道

(宮田くんや、河合くん、戸塚くんの話も少し入っています)

 

 

最近では『グランメゾン★東京』での平古祥平役での活躍が記憶に新しい玉森くんですが、デビュー年に主演した『美男ですね』では尋常ではないプレッシャーを感じお風呂場や陰で吐いていたり、その後も『いきなり!黄金伝説』で玉ねぎで1ヶ月1万円生活をやらされたりと(優勝するあたりがジャニーズなんですが)、デビュー後もしんどい思いをしていたよね?と勝手に思ったりしています。『美男ですね』のときは、けっこういろいろ言われてて、ファンの人もしんどい時期だったと思うので今回の『グランメゾン★東京』で「祥平ってジャニーズだったの?俳優かと思っていた」など言われていたときは、ファンの方は感慨もひとしおだったのではないでしょうか?

 

今回はそんな玉森くんのデビューまでの軌跡を書いていこうかと思います。ファンの方の方がよく知っているとは百も承知なんですが、Wikipedia見たらデビュー前のことなどは書かれていなかったので、書きます。

 

 

玉森くん初めての挫折

玉森くんは2002年12月1日にジャニーズ事務所へ入所し、2004年にJ.J.Expressで初めてグループを組むことになります。J.J.Express には、現Hey! Say! JUMPの伊野尾くん、中島裕翔くん、有岡くんが所属しており、玉森くんは新メンバーとして加入するのですが、、、、後に振付師さんから「外れろ」っと言われてしまいます。

(玉森くん)振付師さんに、「外れろ」って言われ、俺は「へ!?」ってなって。すごく悔しかったし、ほかのJr.に「あれ?なんであっちいかないの?集まってるよ」って言われ、「俺、もうちがうんだよ」って言うのもイヤだったし、恥ずかしくて

引用:MYOJO 2013年2月号

 

玉森くんが外れてしばらくして、現Hey! Say! JUMPの髙木くん、A.B.C-Zの橋本くん、Snow Manの深澤くんが新メンバーとして加入するのですが、、、、そもそもJ.J.Expressはメンバーの入れ替わりが激しくて、雑誌みても誰が正式メンバーか分からないこともあったり

(有岡くん)このJ.J.Expressってのが結構大変なグループでね

(髙木くん)あ~も~、ちょーー怒られたもん!!

(有岡くん)めっちゃ怒られたよね笑

(髙木くん)思い出マジでみんな多分、怒られたことが一番だよ!!!ほんと怒られたわー

(有岡くん)ねぇ、、、メンバーもすごいなんかね流動的で、まぁさっき言ってたけどHey! Say! JUMPで言うと。有岡、髙木、伊野尾、中島かな?んで、あとはねぇ、いたのは、、A.B.C-Zで言うとはっしーでしょ?で、Kis-My-Ft2の玉森もいたでしょ?

(髙木くん)俺とタマとはかぶってないもんね

(有岡くん)そうなんだよね、ちょうど入れ替わりとかなんだよね。いや大変だったのよ、だからほんといつ自分がこう「弾かれるんじゃべぇか」っていう、、、びくびくしながら、、、

(髙木くん)いやほんとに大変なグループだったし、、、

(有岡くん)なんかヘマすると、もう次の曲んとき、俺いねーんじゃねえかって思ってたもん

(髙木くん)そうだね、誰かだけ歌ってるときとかもあったもんね

(有岡くん)あったあった

引用:JUMP da ベイベー! 2016年6月

 

J.J.ExpressはもともとKis-My-Ft.Kis-My-Ft2の前身グループ)の弟分としてグループができるのですが、いつの間にかYa-Ya-yahの弟分と表記が変わり、Ya-Ya-yahJ.J.Expressのメンバーがジャニーさんとハワイへ行くようになり、この流れはいずれグループが合体するのかとオタクを恐怖に陥れ、、、昔はジャニーさんとハワイ・ラスベガスへ行った=デビュー候補って感じだったので、一緒に行ったジュニアのリスト作ってたんですが(そんなことせず真面目に働けよ自分)

 

 

ジャニーズって世間では「努力もせず顔だけ」みたいなイメージも一部にはあるようですが、実際めちゃくちゃ厳しいし、サンチェさん(93年からジャニーズ専属の振付師)の指導を乗り越えるって顔だけじゃ無理だと思うんですよね(玉森くんと宮田くんはサンチェさんに過去一番怒られた人物だと言っています。怒られすぎて、ふたりでいちご狩りに行って、互いを励ましたりします)

 

J.J.Expressを外され、最初の挫折を経験した玉森くんは

(玉森くん)やっぱ、甘えてたなって思います。グループに入ってるって、ちょっとした安心感みたいなのがあって。レッスンはしっかりやってたけど、ダンスも歌も、本当に頑張ったかって言われたら、もっとがんばれたんじゃないかと思いますね。

引用:MYOJO 2013年2月号

 

A.B.C.Jr.からKis-My-Ft2

玉森くんは2004年9月にA.B.C.の弟分ユニットA.B.C.Jr.二期メンバー(二階堂くん、千賀くん、宮田くん、玉森くん)に選ばれます。その後、2005年7月にKis-My-Ft.に加入するのですが、、、、

(玉森くん)A.B.C.Jr.で二階堂、千賀、宮田とはいっしょだったんで平気だったけど、あとの3人(正確には4人(1名脱退するので)とはまったくからんだことなかったし、年上だし。あっちも、俺らのこと知らないから、ちょっとよそよそしい感じがあって

引用:MYOJO 2013年2月号

 

結成1カ月後のD誌では、史上最強のグループのぎこちなさを発揮します。

(横尾くん)このたび、小さいこ(A.B.C.Jr.)と大きいこ(キスマイ)が合体した、V6さんのようなユニットになりましたが、玉森さん、どうですか。

(玉森くん)えっ!?あっ踊りを頑張りたいです。

 引用:Duet 2005年10月号

この後も小さいこグループがひたすら敬語を使う座談会が続くのですが笑

その後はグループの壁をなくすために北山くんと藤ヶ谷くんが中心になって敬語を使ったらダメゲームを何回も何回もやってくれたそうで、少しずつ仲良くなります。

この号では別ページでフレッシュジュニアにHey! Say! JUMPの山田くんが紹介されています

 

宮田くんのキスマイ加入へのはなしを少し

A.B.C.Jr.がそのままKis-My-Ft.に入ったように思われるかもしれませんが、Mの候補は何人かいたようで、最終的に宮田くんが選ばれることになります。宮田くんも候補が何人かいたことを知っていて、キスマイ加入時は劣等感を抱いていたようです。

(宮田くん)年上の3人はもちろん、二階堂も千賀もちっちゃいころから前で踊ってた。タマだって、J.J.Expressにいた。俺だけ、何者でもない。すっげー劣等感があったんですよ。俺がいちばんダメだなって。もう、がむしゃらに練習するしかなくて。

引用:MYOJO 2013年3月号

 

メンバーで宮田くんだけバック転が出来ない状況を変えようとして大事件が

(宮田くん)俺だけバック転ができなくて、残って練習してたんです。3、4時間。もう少しでできそうで。「いけっ!」っと思って跳んだら。気づくと周りに人が集まって、俺をめっちゃ見てた。脳震盪を起こしていたんですよね。

脳震盪を起こし、腕を脱臼してしまった宮田くんに対し、振付師さんが「どうだ?(大丈夫か)」と声をかけたとき

(宮田くん)「めっちゃ悔しいです。みんなできるのに、俺だけバック転できなくて」って泣いたんです。なんか熱血ドラマみたいに

引用:MYOJO 2013年3月号

 

この事故はかなり重傷だったようで、医師から電車に乗って人と接触するだけでも危ないと言われ3カ月間ほど活動が出来なくなり、レッスンの見学もできない状態で焦りばかりがつのる日々を過ごします。その時、振付師さんは

(宮田くん)めっちゃあせりましたね。ちょうど『DREAM BOYS』が始まったんですけど、やっと治って、「もう大丈夫です」ってマネージャーさんに連絡したのに、全然呼ばれないわけです。「まさか俺、逝ったか?クビになったか?」って思って。だけど。振付師さんが、俺の位置を空けてくれてて

引用:MYOJO 2013年3月号

 

ジャニーズって練習を休むと、位置を下げられたりするんですよね。嵐の櫻井くんも、テスト勉強で休んだら位置が下がったと言ってましたし、風間くんは受験勉強のため休んでいて、復帰したら今まで一緒に活動していた仲間(生田くんとか)とは違うカテゴリーに下げられ、楽屋も一緒ではなくなったりと、そこら辺は公平なんですよね。ほんと宮田くん元気でよかった。

 

Kis-My-Ft2より先にHey! Say! JUMPがデビューする

2007年に自分たちよりも入所が遅いメンバーが所属するHey! Say! JUMPがデビューします。

(玉森くん)俺らより、全然後に入ってきたメンバーもいたんですよ。しかも、デビューコンサートのバックにつくように俺らは言われて。ホント、悔しくて。それ、スイッチが入ったきっかけていうか。絶対、こいつらを越えてやろうって思ったし、絶対デビューして見返そうって。

引用:MYOJO 2013年2月号

 

ここでキスマイと苦労を共にした A.B.C-Z 河合くんの話も少し。Hey! Say! JUMPのデビューを知った時は、キスマイとA.B.Cは一緒に舞台に出演していました。

(河合くん)デビューを知った日、キスマイと舞台をやってて。楽屋で、キスマイとA.B.C、すっげー静かだった。もう平成生まれしかデビューできない。俺たち、置いていかれたんだって感じで。

引用:MYOJO 2013年7月号

Hey! Say! JUMPのデビュードームコンサートに一緒に出ることになったときは

(河合くん)つらかったですね。ずーっと、舞台袖で、藤ヶ谷とふざけてました。そうしないと、その場にいるのがつらすぎたから。

引用:MYOJO 2013年7月号

 

A.B.C-ZHey! Say! JUMPのデビューの次に、ずっと一緒にやってきたKis-My-Ft2のデビューも見送るのですが、ここが一番しんどかったのかな?と(キスマイと同時デビューって噂あったもんね)

 

Kis-My-Ft2のデビューが決まった次の日のコンサートに、河合くんが見学に行くのですが、その時のMCで河合くん「デビューおめでとう」って言えなかったんですよね。(とっつーはMCで話しができなかったり)そして、なんでずっと一緒に頑張ってきた仲間のデビューを祝えないんだって、家帰ってお風呂で泣くんですよね、、、。その後、藤ヶ谷くんに「おめでとうって言わなくてごめん。デビューおめでとう」ってメールするんですが。

 

A.B.C-Zの戸塚くんは、もうジャニーズ辞めようと決心して、坊主というかスキンヘッドにして、ジャニーさんのところに言いに行ったりします。(2011年のジャニーズ事件簿1位だよ)結局、ジャニーさんに丸め込められるのですが、、、、とっつーが坊主になったのは『PLAYZONE2011』の稽古中だったんですが、その後みんなで舞台に立ち、A.B.C-Zはめっちゃくちゃ輝きます。DVD収録の前日に河合くんが手術するぐらいの骨折をして、急遽4人で踊らないといけなくなるのですが、河合くんの穴を埋めるため鬼気迫るパフォーマンスを見せるんですよね。この回の『Guys PLAYZONE』はほんと凄かったし、五関さまのダンスが突き抜け過ぎて。河合くんが骨折したときは、たまたま観に来ていたマッチさんが急遽舞台にたって代わりに歌ってくれたり、いろいろありました。DVDのメイキング映像では翼くんが「郁人のぶんまで」って言っているところが入っています。『Guys PLAYZONE』みんな観てほしい、、、

 

 

 話は戻りまして、先にデビューしていったグループへの思い

Hey! Say! JUMPに対して今はどう思う?玉森くん

(玉森くん)今は別に何とも思わないですよ。「あの日のことを忘れないからな」とも思わないし(笑)。俺らの方が遅いですけど、同じラインにたっていっしょに戦う仲間でもあるし。

Hey! Say! JUMP越えたなって瞬間はあった?

(玉森くん)超えたな…。もう、そういう意識ないんですよね。デビュー前って、本当ちっちゃくて。グループの中でいちばんになってやろうとか、同世代に勝とうとか。それって、小さいことだったんですよ。デビューすると、いろんな先輩がいて、その中で自分には何ができるのかなって考えるようになったし。だから、何て言うか、全員がライバルというか自分自身がライバルというか。

引用:MYOJO 2013年2月号

 

Hey! Say! JUMPに対して今はどう思う?河合くん

(河合くん)ずっとHey! Say! JUMPのメンバーは、俺たちのこと、バカにしてんのかもしんないって思って。あんな長い期間、日の目を浴びないのにマジメにやって、みたいな…。でも最近、『王様のブランチ』に出させてもらったとき、CM中に谷原さんに、「A.B.C.-Zのこと、僕は前から知ってたんだよ。ドラマで共演した中島裕翔くんが「A.B.C-Zすごいんですって、いつも熱く語るから」って言われて。そこでCMが空けたんで、それ以上は話せなかったんですけど。いつかHey! Say! JUMPと、あのころの話ができたらって思いますね。

引用:MYOJO 2013年7月号

 

最後に、玉森くんは吐くほどのプレッシャーや様々な不安を抱えつつも、なぜ辞めずにがんばれたのか?

(玉森くん)逆にやめたらどうなるのかなって。やめたらショボいでしょ?うん。超えていかなきゃいけない壁であり、試練なんだって。俺ら、下積みが長いぶん、いろんな人たちのデビューを見てきたんです。やっぱ誰もが、努力してデビューっていうものを手に入れてる。KAT-TUNのデビューとか、後ろで踊って俺ら見てたんで。俺が言うのもなんですけど、「がんばってるな」って。バックが長いから、見えた世界があるんです。壁を越えてきた先輩たちが大勢いるのに、俺があきらめたらショボイでしょ?

引用:MYOJO 2013年2月号

 

KAT-TUN!!!!!

彼らはずっと背中を見てきました。海賊帆ではセリフもいただいて、すごく活躍しています。ってかこのコンサート、めちゃくちゃお金かかってると思うんですよね。この時代にやってたSUMMARYもたしか製作費15億ぐらいかけたとかニュースになっていたりしました。2004年から2006年って舞台もコンサートもめちゃくちゃお金かけていた気がします。今も同じぐらいかけてるのかもしれないですが、、、観たことない人は是非

 

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彼らはアイドルなので、苦労や涙を見せないので実際、裏で何が起きているのか分からいことだらけなんですし、おい事務所って思うことしかないんですが、まぁファンはひたすら応援するしかないですね。応援するぞ!!っと思って、ふぉ~ゆ~のISLAND TVの配信みたら、ふぉ~ゆ~がメンバー同士でずっとキスしててびっくりしましたが笑

 

長くなりましたが、玉森くんと、宮田くん、河合くん、戸塚くんのデビューまでのエピソードでした。