ジャニーズと神殿？？
何を言っているんだ？という話なんですが、私はジャニーさんの作品が好きで、曲がりなりにも「愛すべきジャニーズトンチキの世界」の解明に努めてきたのですが、その中でも「ジャニーズにおける神殿」とは何なのかということを考えてきました。
誰が読むんだよとは思うのですが、この先もしかしたら突然ジャニーズの沼にはまる方がおられるかもしれないので、そんな時に参考になればと思っています。また新たな？正しい解釈をお持ちの方は是非教えていただきたいです。
突然沼ることはよくあるし、突然の時の方が沼が深かったり、、、
とりあえず「神殿」ってやつを見てみましょう。
引用：Mステ初出演 Sexy Zone
引用：KinKi Kids with 35万人ファン 世紀のLIVE（1995/07/23発売）
引用：V6 LIVE FOR THE PEOPLE(1996年3月21日 )
最近はTV局の予算に限りがあるのか、以前使われた神殿セットが不要に使い回されている節もありますが、昔はデビューコンサート・デビュー曲をテレビで披露する際に、この「神殿」を思わせるセットを使用していたように思います。最近デビューしたSixTONES と Snow Manは、CDTVでのインタビュー時に、神殿セットが使われていました。またジャニーズのミュージカル作品でも神殿のセットが組まれています。（『PLAYZONE SHOCK』『SHOCK』『Johnny’s World』）
■ ジャニーさんにとって「神殿」は何なのか？
長年ジャニーズ作品を観たり、友人たちと議論したりするうちに「トンチキ」と感じるモチーフ（一応褒めてます）は、シェイクスピア・ギリシャ神話・アメリカ人から見た日本文化の具現化（ジャニーさんが考えるかっこいい日本）を無理やり押し込んだ（一応褒めてます）結果なのかと考えています。
そして、このジャニーズで出てくる「神殿」はおそらくギリシャ神話に出てくる「ミューズの神殿」をモチーフにしているのではないかと考えています。ミューズの神殿であるとすれば、ミューズがギリシャ神話において、文芸・学術・音楽・舞踏などをつかさどる女神とされている点、音楽（ミュージック）博物館（ミュージアム）の語源となっている点からして、神殿に囲まれて歌う彼ら（アイドル）は「悲劇ばかりが起こるこの世に現れた、音楽（平和）を届ける女神」というメタファーなのかなと…
ジャニーズの舞台では、神殿が壊れるシーンがあったりすると思うんですが、これは争いによって平和（音楽・エンターテイメント）が壊されると読み取ってほしいということなのか？と考えています。ジャニーさんは「平和だからエンターテイメントが存在できる」や「戦争によって命・芸術が奪われた」ということを舞台を通して観客に伝えてきたと思います。そのあたりを表現するために「神殿」をぶち込んだ（言い方笑）のかな？と考えています。
インタビュー記事や2000年より前の雑誌の記事とかを読み直しているのですが、神殿に関する記事が見当たらなくて、よくわからないのですが……彼ら（アイドル達）はミューズ達なのかな？と思っています。
